小グリッド土器総重量は発掘調査報告書では「土器重量グリッド別分布図」として掲載されています。
この掲載図をGISにプロットすると最大グリッドの半分(1m)程度の誤差がでます。
また掲載図はハッチ模様の濃淡で分布の強弱を表現していますので、土器集中地点の精細分布図とオーバーレイするとその見分けが困難です。
「土器重量グリッド別分布図」と土器集中地点jの精細分布図のオーバーレイ
赤表示が「土器重量グリッド別分布図」
黒グリッドは正確なグリッド表示
そこで、正確な小グリッド網をGIS上に作成して「土器重量グリッド別分布図」と同じ区分で色分け図を作成してみました。
小グリッド土器総重量と土器分布図のオーバーレイ
この図を作成できましたので、小グリッド土器総重量データと土器集中地点の精細分布図を正確にオーバーレイして検討することが可能となりました。
土器集中地点の空間構造を詳しく検討できるようになりました。
次の記事でその検討を行います。
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