2017年8月15日火曜日

交通環境の中でみた西根遺跡

2017.08.14記事「縄文海進海面の鳥瞰による考察 印旛浦-手賀浦」で西根遺跡の本質にかかわるイメージを検討(思考、想像)しました。
縄文海進という一見して自然科学的な事象の鳥観図をみながら、それから刺激を受けて思考していることは西根遺跡が「神社」みたいなものだという考古に関することですから、その記事を読んでいただいた方には記事の真意を理解していただけなかったかもしれません。
縄文海進鳥瞰図から刺激を受けて、私が考えたことは縄文時代交通です。
そこで、交通環境からみた西根遺跡についてまとめて、2017.08.14記事の追補とします。

交通環境から西根遺跡をみるとつぎのようになります。

交通環境の中でみた西根遺跡

土器集中地点(西根遺跡)の様子を次のように想定します。
●ミナト直近陸路に位置する
●多数のイナウ祭壇の存在が推定される
●イオマンテ類似祭祀・イベントの場であったことが推定される
●手賀浦経由でやってくる東北・北陸縄文人との交流の場であったかもしれない

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参考 2014.10.01記事「縄文交通路パターン作業仮説 追補」収録図版

千葉県北部の縄文時代交通路パターン仮説(ar2014093002)
基図は地形段彩図

縄文時代交通路の台地越部に関する空想

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