2018年11月24日土曜日

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定)

貝塚を例とした千葉県遺跡DB活用方策の検討 3 ヒートマップ(カーネル密度推定)作成

千葉県貝塚755のうち位置情報のあるもの748をQGISにプロットし、ヒートマップ(カーネル密度推定)を作成してみました。

1 千葉県貝塚のプロット

千葉県貝塚のプロット

2 千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定)の作成
どのような色合いのものが貝塚分布の粗密をより直観的に分りやすく表現することができるか、幾つかの例を作ってみました。

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定) 例1

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定) 例2

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定) 例3

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定) 例4
輪郭線を入れてみました。

千葉県貝塚分布 ヒートマップ(カーネル密度推定) 例5
輪郭線を入れてみました。

3 感想
地図表現技術的には輪郭線を入れた方が色の変化や濃密だけより、より密度分布の様子を直観できるようです。
貝塚学習の本来の興味である、なぜ貝塚分布に粗密があり、密な地域はどのような条件をそなえているのかということは追って近々本格的に取り組むことにします。この記事では市川市から松戸市にかけての一帯が千葉県で最も密度が高く、千葉市中央区・若葉区・稲毛区・花見川区の一帯がそれに次いで密度が高くなっていることを押さえておくことにとどめます。

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