2020年11月14日土曜日

コハク製垂飾(第400図2)(東金市・大網白里市養安寺遺跡)の3Dモデル作成

 縄文石器学習 29

千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」で展示されているコハク製垂飾(東金市・大網白里市養安寺遺跡)を観察し、2020.11.09記事「コハク製垂飾(東金市・大網白里市養安寺遺跡)の観察」を既に書きました。しかし、3Dモデルの作成には失敗していました。2020.11.10に再度撮影しましたがその撮影も失敗に終わり、2020.11.13に3回目撮影にチャレンジし漸く3Dモデル作成にこぎつけましたので、3Dモデルを掲載します。

1 コハク製垂飾(第400図2)(東金市・大網白里市養安寺遺跡) 観察記録3Dモデル

コハク製垂飾(第400図2)(東金市・大網白里市養安寺遺跡) 観察記録3Dモデル

SS003出土2番(第400図2)、縄文中期、長さ16.00㎜、幅10.00㎜、厚さ7.00㎜、重量0.52g

[参考]斜面貝層SS003の最多出土土器…Ⅱ群 加曽利EⅠ式~加曽利EⅡ式

(東金市・大網白里市養安寺遺跡発掘調査報告書から引用)

撮影場所:千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」 

撮影月日:2020.11.13 

ガラス面越し撮影

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.009 processing 65 images


展示の様子


展示の様子(拡大)


3Dモデルの動画

2 メモ


3Dモデル テクスチャ


3Dモデル ソリッド


3Dモデル メッシュ


参考 撮影ポイント配置

展示会場現場において肉眼観察が困難な細部の様子が3Dモデルでじっくり観察できます。3Dモデル作成が学習の強力な武器になることを再認識しました。望遠撮影で顕微鏡的拡大効果を生んでいます。

養安寺遺跡出土コハク製品観察を一つの引き金にして、縄文中期の房総と中部高地(長野山梨)の関係学習を深めたいと考えています。

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