縄文石器学習 29
千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」で展示されているコハク製垂飾(東金市・大網白里市養安寺遺跡)を観察し、2020.11.09記事「コハク製垂飾(東金市・大網白里市養安寺遺跡)の観察」を既に書きました。しかし、3Dモデルの作成には失敗していました。2020.11.10に再度撮影しましたがその撮影も失敗に終わり、2020.11.13に3回目撮影にチャレンジし漸く3Dモデル作成にこぎつけましたので、3Dモデルを掲載します。
1 コハク製垂飾(第400図2)(東金市・大網白里市養安寺遺跡) 観察記録3Dモデル
コハク製垂飾(第400図2)(東金市・大網白里市養安寺遺跡) 観察記録3DモデルSS003出土2番(第400図2)、縄文中期、長さ16.00㎜、幅10.00㎜、厚さ7.00㎜、重量0.52g
[参考]斜面貝層SS003の最多出土土器…Ⅱ群 加曽利EⅠ式~加曽利EⅡ式
(東金市・大網白里市養安寺遺跡発掘調査報告書から引用)
撮影場所:千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」
撮影月日:2020.11.13
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.009 processing 65 images
展示の様子
展示の様子(拡大)
3Dモデルの動画
2 メモ
3Dモデル テクスチャ
3Dモデル ソリッド
3Dモデル メッシュ
参考 撮影ポイント配置
展示会場現場において肉眼観察が困難な細部の様子が3Dモデルでじっくり観察できます。3Dモデル作成が学習の強力な武器になることを再認識しました。望遠撮影で顕微鏡的拡大効果を生んでいます。
養安寺遺跡出土コハク製品観察を一つの引き金にして、縄文中期の房総と中部高地(長野山梨)の関係学習を深めたいと考えています。
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