2024年1月7日日曜日

有吉北貝塚北斜面貝層学習の再開

 Resuming learning about the north slope shell layer of the Ariyoshi Kita Shell Mound


I will resume learning about the north slope shell layer of the Ariyoshi Kita Shell Mound, for which I copied a huge amount of excavation research records last year. As part of the three-year learning plan, in 2024 I will work on creating a 3D database of artifacts using original documents.


昨年膨大な発掘調査原票を複写した有吉北貝塚北斜面貝層について、学習を再開します。3ヵ年計画の学習で、2024年は原票による遺物3Dデータベース作成に取り組みます。

1 有吉北貝塚北斜面貝層の見える化プロジェクト学習計画


有吉北貝塚北斜面貝層の見える化プロジェクト学習計画

2023年に千葉県教育委員会の許可を得て、遺物台帳と遺物分布図等の複写を行いました。

今後遺物(63000)の3Dデータベースを作成するとともに、貝層・地形の分析資料を作成し、最後に遺物貝層の3D総合分析とその表現を行います。これにより北斜面貝層の遺物分布を見える化します。

2 学習スケジュール


学習スケジュールイメージ

2024年は前半に遺物台帳データベース化、後半に遺物分布図データベース化を予定します。

2025年は前半に土器現物398点の破片の遺物番号調査、後半に貝層断面図と地山地形図の分析集成を予定します。

2026年に遺物貝層の3D総合的分析とその表現を予定します。

3 活動スタイル

3-1 テスト作業で浮かび上がった問題点

昨年遺物総数の約5%について、遺物台帳データベース作成作業をテスト実施しました。このテストで次のような問題点が浮かび上がりました。

・画面をみて、その情報をExcelに記入するという単純作業になり、肉体的精神的苦痛を伴う。→単純作業苦痛を軽減する工夫が必要である。

・単純作業が単調に継続するために、3DF Zephyr LiteとかBloggerとかの技術を伴う作業が減少し、技術力が急速に低下する。→現状技術力の低下を防ぐ工夫が必要である。

・単純作業継続だけでは気力ややる気を維持することが困難である。→学習の意義を確認し、気力ややる気を増進させる工夫が必要である。

3-2 活動スタイル

テスト作業で浮かび上がった問題点を踏まえ、次のような活動スタイルを執ることにします。

ア 有吉北貝塚学習とそれ以外の学習を1:1の割合で行うイメージを持つ。→有吉北貝塚学習だけで趣味活動を埋めつくさない。3DF Zephyr LiteとかBloggerとかを使う活動も行う。

イ ある一定期間(例 ある1週間)では単純作業(データベース作成作業)を優先して、予定作業を最初に仕上げる。残った時間を有吉北貝塚学習以外の活動に当てる。→有吉北貝塚学習をあくまで優先させる。一方頭の切り替えを行い、有吉北貝塚以外学習も楽しむ。

ウ 単純作業の増大はブログ記事テーマとの結びつきは弱いので、ブログ記事減少を甘受する。

エ 単純作業効率化に血道をあげる。→ocr可能性検討や作業諸局面におけるChatGPT支援Python活用を積極的に行う。

オ 作業経過報告をブログ記事にして、活動達成感獲得に利用し、活動を区切り、だらだら感を排除する。

カ 適時、作成データを使った簡易分析等を行い、学習目的や意義確認に意識を向ける。


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