2024年4月17日水曜日

展示縄文土器のパラパラ動画作成を楽しむ

 Enjoy creating a flip video of the Jomon pottery on display


I enjoyed making a flip video of the images taken to create the 3D model using Premiere Pro. This will be a supplementary material for the 3D model. For me, it's a secondary use of the photos I take, and it expands the range of my hobby activities.


3Dモデル作成のために撮影した画像をPremiere proでパラパラ動画にして楽しみました。3Dモデルの補完資料になります。撮影写真の二次利用になり、趣味活動の幅が拡がります。

1 深鉢(飯田市垣外遺跡)のパラパラ動画

飯田市考古博物館常設展示の深鉢(飯田市垣外遺跡)を例として、3Dモデル作成用に撮影した118写真をパラパラ動画にしました。


深鉢(飯田市垣外遺跡)のパラパラ動画


使用した118写真


カメラ位置(横から)


カメラ位置(上から)


カメラ位置(斜めから)

2 作成方法

Premiere proでパラパラ動画を作成しました。その手順概要は次の通りです。

画像名称を001から始まる連番にします。(Pythonスクリプトで連番にしました。)

Premiere proのファイル→読み込みで出てくるウィンドウに001だけを指定して、画像シークエンスにチェックを入れて、読み込みます。(001だけを読み込むのであって、全画像を読み込む操作ではない。)

動画ができるので、速度・デュレーションで速度調整を行い、書き出す。

3 感想

展示土器の3Dモデルは土器の前面部分しか撮影できませんから、3Dモデルはとても不完全なものになります。このパラパラ動画はその不完全さを納得する(受け入れる)ための資料としてとても有用です。パラパラ動画は3Dモデルの補完資料になります。

3Dモデル作成用撮影は一筆書き的に視点を移動して撮影しますから、パラパラ動画は土器を疑似的に動画撮影していることになります。パラパラ動画は展示の様子を思い出す資料にもなり、それ自体に価値があると考えます。

パラパラ動画を作成することは、蓄積している土器撮影写真の効果的二次活用策であると言えます。自分の趣味活動の幅が拡がるような印象をもちます。


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