Buried jar (Iida City,Hirahata site) observation record 3D model
I enjoyed creating a 3D model of the buried jar (Iida City,Hirahata site) displayed at the Iida City Archaeological Museum. This is a large pottery with a height of 70cm. The photo published in the excavation report, which was excavated in an inverted position, is impressive. Are the subtle differences in the repeating patterns intentional?
飯田市考古博物館に展示されている埋甕(飯田市平畑遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。器高70㎝の大型土器です。逆位で出土した発掘調査報告書掲載写真が印象的です。繰り返し文様の微妙な差異は意図したものでしょうか?
1 埋甕(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル
埋甕(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル縄文時代中期後葉
高さ:70㎝
撮影場所:飯田市考古博物館常設展示
撮影月日:2024.03.24
展示の様子
3DF Zephyr v7.517 processing 273 images
3Dモデルの画像
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる展開
GigaMesh Software Frameworkによる展開
3 メモ
実測図
発掘調査報告書※から引用
出土状況
発掘調査報告書※から引用
※ 「平畑遺跡八幡原遺跡 -農村基盤総合整備事業上黒田東部地区に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-」(1988.3、長野県下伊那郡上郷町役場産業課 長野県下伊那郡上郷町教育委員会)
この埋甕は逆位で出土しています。また、2024.04.18記事「台付土器(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル」で紹介した台付土器と同じ竪穴住居覆土から出土しています。
この土器の正面と考えられる面が展示では壁側に位置し、観察することができません。
発掘調査報告書では口縁部に存在していた6個のやや退化傾向の角状突起が発掘運搬作業中に削り取られたとのことです。
発掘調査報告書ではこの土器は諏訪地方の曽利Ⅰ式土器に比定されると記述されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿