Fabric Analysis of Shell Layer Cross-Sections (Test Analysis 4)
In two test spaces of shell layer cross-sections, the relationship between shell attitude and deviation angle of bivalve shells was represented using a semicircular rose diagram. In the test space on the middle slope of the shell layer, there are many shells with deviation angles close to the shell layer slope angle, but the difference in shell attitude is small. On the other hand, in the test space at the bottom of the shell layer, the deviation angles are more varied, and there are many shells with a convex-down attitude.
貝層断面の2つのテスト空間で、二枚貝殻の殻位と偏位角の関係を半円形ローズダイヤグラムで表現しました。斜面貝層中腹テスト空間では貝層斜面角度に近い偏位角の貝殻が多いですが、殻位の差は少ないです。一方斜面貝層最下部テスト空間では偏位角がばらけるとともに下凸殻位の貝殻が多くなります。
この記事は2026.05.06記事「貝層断面のファブリック分析(テスト分析3)」の続きです。
1 二枚貝殻 殻位と偏位角の関係
二枚貝殻 殻位と偏位角の関係
test2空間とtest1空間及びtest2+test1について、二枚貝殻の殻位と偏位角の関係を半円形ローズダイヤグラムで表現しました。グラフには参考として貝層傾斜線を点線で記入してあります。
test2空間(斜面中腹)では斜面方向偏位角の貝殻が多くなっています。偏位角のばらつきがありません。また、殻位の差(上凸殻位の数と下凸殻位の数の差)は少ないです。下凸殻位率は53%です。
一方test1空間(斜面貝層最下部で貝層が地面と衝突している)では偏位角がばらけるとともに下凸殻位の貝殻が多くなります。下凸殻位率は64%になります。
test1空間とtest2空間の殻位と偏位角関係の差は斜面を高濃度流(貝殻泥流)が流下し、地面と衝突し、堆積する様子に対応している可能性があります。つまり、斜面貝層の構造を把握するための情報である可能性があります。
2 参考情報
test2空間とtest1空間
前記事で作成した二枚貝方向(殻位)と傾斜(偏位角)の関係(test2+test1)
3 メモ
偏位角の分布状況表現手段として半円形ローズダイヤグラムが有効であることを確認しました。
test1空間で下凸殻位が63%と優勢になることは意味があることだと想定します。今後、下凸殻位率という指標をつかって貝層断面を見ていくことにします。また、偏位角が集中するかばらけるかという指標の開発も意味がありそうです。



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