Creation of Fabric Analysis Data for a 1m x 1m Area (Part 2)
I have verified that full-scale analysis is feasible by generating distribution charts—categorized by item—based on the fabric analysis data I created by compiling CSV files from 16 work units. I am now proceeding to quickly create the remaining analysis data.
16作業単位のcsvファイルを集成して作成したファブリック分析用データについて、項目別分布図を作成して本格的分析が可能であることを確かめました。残りの分析用データ作成を急ぎます。
この記事は2026.08.05記事「1m×1m範囲のファブリック分析用データの作成」の続きです。
1 56分析区の二枚貝殻分布
56分析区の二枚貝殻分布
計測できた二枚貝殻は1248です。
2 56分析区の二枚貝殻ヒートマップ
56分析区の二枚貝殻ヒートマップ
二枚貝殻の密集度の高-低を赤-白の色グラデーションで表現したイメージ図です。
3 二枚貝殻偏位角分布
二枚貝殻偏位角分布
二枚貝殻偏位角(鉛直線天空方向を基準に計測した剥取断面と殻縁面交線が成す角度)を線分角度で表現した分布図です。
4 二枚貝殻長さ分布
二枚貝殻長さ分布
二枚貝殻の見かけ長さを偏位角線分の長さで表現したものです。
5 殻位分布
殻位分布
赤は上凸、青は下凸です。
6 メモ
16作業単位のcsvファイルを集成して作成したファブリック分析用データについて、項目別分布図を作成して本格的分析が可能であることを確かめました。
なお、次の事項は目に飛び込み重要と判断できるので、メモしておきます。
・殻位分布では下凸が多く、これは二枚貝殻重力性移動の特徴である可能性が高い。
・斜面の殻位分布で下凸と上凸が「塊状」に分布していて、写真では多数貝殻を束ねたような状況となっている。このような状況発生も二枚貝殻の重力性移動の一つの特徴にちがいない。
・以前から流水の影響があるに違いないと推定している場所の貝殻は、分布が水平で殻位が上凸になっているものが多く、流水の影響を裏付けた資料となる可能性がある。
・有吉北貝塚の主要海産物であるイボキサゴの姿を3Dモデルでほとんど観察できない。完全にこれがイボキサゴであると確認できるものはこの1m×1mの範囲で数個もない。恐らく剥取断面作成過程で、イボキサゴは選択的に脱落したと想定。
残りの分析用データ作成を急ぎます。




