2011年6月6日月曜日

初夏の花見川堀割

・ホトトギス

            ホトトギスの鳴き声
動画の最後にホトトギスの飛翔を付けました

 ホトトギスが毎日飛翔しながら鳴いています。夜は11時に聞いたことがあります。朝は3時から鳴きます。4時ごろから6時ごろまでが最も活動的です。花見川にはシジュウカラ、ウグイス、コジュケイなど声を楽しませてくれる鳥が多いのですが、ホトトギスの声は心に直接鋭利なものを突き刺してくるような感じがあり、私にとっては最も印象的です。高空を高速で水平移動しながら「キョッキョッキョッ、キョッキョッキョッ」と鳴くのを聞くと、街の多くの人もその声に注意を集中している様が分ります。たとえれば、消防車や救急車のサイレンが近づいてきたような心理的影響を受けます。
 ホトトギスの飛翔は柏井橋と柏井浄水場の間の谷津付近の林を起点にして、主に堀割沿いに弁天橋方向に向かい、引き返すというパターンが多いように感じられます。住宅地の上空も飛びますが、堀割の上の飛翔頻度の方が多いように感じます。

・ウシガエル

            ウシガエルの鳴き声

 花見川堀割の水面付近からウシガエルの鳴き声が聞こえてきます。

・アジサイ
            早咲きのアジサイ

 花見川サイクリング道路に市民ボランティアの方がアジサイを植えて世話をしています。そのアジサイの花が早くも咲き出しました。梅雨空に合って、とても印象的です。

・アリ
            アリ行進の帯
            アリ行進

 サイクリング道路の水溜りの跡に水際に沿って微細なゴミが打ち寄せられて、縞になっている。と思っていたら、何か変なので、眼を近づけてみたら、なんと小さなアリ集団の行進でした。幅4~5センチくらいの帯になって無数の小さなアリが一定方向に進んでいます。食べものかけらをくわえているもののいます。500mくらいの間に5つ同じようなアリ行進の帯を見つけました。長いものは30m以上ありますがどれも草むらから出て、草むらに入るので実際の行進距離は分りません。感心したのは、サイクリング道路の真ん中ではなく、端の方や草むらとの縁を利用していることです。小さなアリもサイクリング道路を通路として利用し、しかも道路全体の空間認識をしている。その空間認識により人や自転車の通行による踏み潰しを避けるように端の方を利用しているように感じました。

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