2011年6月26日日曜日
このブログのふりかえり2
2このブログにおける花見川流域区分とブログ記事
このブログでは次図に示すように花見川流域を花見川本川、勝田川、高津川の3つの流域に区分し、それぞれについてさらに流域を区分して合計15の小流域を設定しました。
現在までに次の小流域の記事を掲載しています。
ア 花見川上流
イ 花見川中流
ウ 花見川下流
エ 北高津川
オ 高津川
カ 芦太川
キ 勝田川
ク 宇那谷川
これから次の順番で残りの小流域の記事を掲載する予定です。
ケ 横戸川
コ 小深川
サ 東小深川
シ 長作川
ス 犢橋川
セ 畑川
ソ 浪花川
花見川の小流域区分図
3深まった興味・テーマ
このブログ記事を書きながら特に興味が深まった主なテーマの例を次に挙げます。
ア 花見川流域界の把握(地形学的流域界の把握と問題点)
イ 堀割普請による地形改変の実際(堀割普請以前の自然地形の復元)
ウ 花見川河川争奪や長沼池成因などの地象分析
エ 縄文時代における花見川の回廊機能(印旛沼と東京湾の連絡通路)
オ 古代における花見川流域の居住環境(地形、遺跡、地名などを手がかりにした分析)
カ 旧軍演習場利用の実際(旧軍の演習場における活動そのもの)
アイウは、自然地理的観点からの興味です。流域のことを考える際に、私の拠って立つ基盤をここにつくりたいと思っています。GIS上で行う地形分析にチャレンジしたと思っています。
エオは、新たに得る自然地理的情報を既存の古代文化情報(遺跡・遺物情報等)に投影して、新しい知見を得たいという興味です。私は、別のブログ(「ジオパークを学ぶ」)で古代社会の思考方法について学習しており、その学習とこのブログ活動が共鳴しつつあります。
カは、私の好みとは少し異質ですが、勝田川流域に毒ガス演習場(特殊演習場)があったことを発見してしまったので、興味を持たざるを得なくなりました。引くに引けません。
4ブログ第1ステップの完結を目指して
ブログ記事を書いていると、どうしても欲張ってしまします。たとえば勝田川流域で旧軍下志津演習場について興味が深まると、高津川流域の旧軍習志野演習場についても同じように興味を深める活動を直ぐにでも展開したくなります。
しかし、このブログはもともと体系的な記事や資料の作成を目指したものではありません。ページ「散歩論」で述べたように、受身的観察タイプの散歩を実践してみて、その結果を記録しようとしているものです。
そうしたこのブログ趣旨から、深まる興味に直ぐにでも取り組もうとする気持ちを少し押さえたいと思います。とりあえず15の小流域全部の記事を早く完結させることに励みたいと思います。そして、流域全体の体系的な記述とか、興味をさらに深める活動は次のステップで行いたいと思います。秋にはこのブログの第1ステップを完結して、次のステップに進めるようにしたいと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿