0.5m間隔標高区分図を仔細にみると、小凹地(多くが比高0.5m~1m程度、直径20m~100m程度)が沢山分布していることに気がつきます。
1m間隔標高区分図ではこの小凹地はほとんど現れません。
小凹地分布図
地図太郎PLUS+5mメッシュによる
0.5m標高区分図
(0.1m単位の段彩陰影付加)
小丸は直径40m、大丸は直径80m
小凹地分布図+DMデータ
DMデータは千葉市提供
この図は位置確認のために掲載
小凹地はほとんど谷津の谷底にあるのですが、よく見ると小崖1と同じ方向に列をなしているように分布しています。
その様(私が受けた列状分布の印象)を、小凹地を線でつないで表現してみました。
小凹地の列状分布と小崖1
基図は地図太郎PLUS+5mメッシュによる0.5m標高区分図
0.1m単位の段彩陰影付加
この図をよく見ると、小凹地の列が小崖の雁行断片と連続していることが判ります。
特徴的な分布事実を見つけたようです。
小凹地の列状分布が小崖の雁行分布と一致するということは、私にとって予期しないことです。
このような分布がどのような地殻運動を表現しているものであるか、考えてゆきたいと思います。
これまで私が漠然と考えていた地殻変動イメージの変更を迫られるような予感がする列状分布です。
(つづく)
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