2012年2月24日金曜日

宇那谷川谷津に関する新たな疑問

長沼池について、これまで気がつかなかった幾つかの事象がわかり、現地でも確認し、興味が深まっています。これらは追って報告します。

一方、新たな大いなる疑問が生じ、思考が進まない状況になっています。

長沼池の水面であった部分の現在の地形を微細に検討するために、0.2m間隔の地形段彩図を作ってあれやこれや検討している時、何気なくこの段彩図で広域を見てみました。
同じ地形パターンは何十回となく見てきているのですが、この時初めて、宇那谷川の谷津が異様に広いことに気がつきました。
これまでは、無意識的に「湖沼が出来たから、そうでない谷津と比べると谷津が広く表現される」というようにでも考えていたようです。

0.2m間隔地形段彩図(標高21.2m~24.8m間)
5mメッシュ+地図太郎
長沼池跡の現在の標高が23m前後であることから、長沼池のある谷津(宇那谷川)についてより詳細に検討するため、0.2m間隔で標高21.2m~標高24.8mの間を18区分し、それより上と下を含めて全部で20区分して、作成した地形段彩図

これまで検討してきた横戸1谷津~横戸6谷津、宇那谷1谷津~宇那谷3谷津と比べて、宇那谷川の谷津はその幅が5~6倍の約600mもあります。

長沼池跡のある宇那谷川の谷津の幅がなぜ異様に広いのか、自分の見立てを立てないことには何も手がつかない心理状況です。

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