2012年4月19日木曜日

千葉第1段丘aのボーリングデータ

勝田川に面する河岸段丘(千葉第1段丘a)のボーリングデータ情報がありますので紹介します。

千葉県地質環境インフォメーションバンクで公表されている整理番号12180の情報です。

次に地形断面とその柱状図を示します。

地形断面位置とボーリングデータ位置

地形断面とボーリング情報

ボーリング情報拡大図(整理番号12180)
孔口標高TP17.16m
千葉県地質環境インフォメーションバンクより引用

細砂層の上に粘土層、ローム層の堆積があります。

粘土層の観察として次の記載があります。
粘土層:暗褐灰。上部粘土質ローム挟む。5.15~5.40m、砂混り粘土。

細砂層(木下層と考えます)の上に粘土層があり、その粘土層がローム層と漸移する様子が読み取れます。

この関係は横戸河岸段丘の露頭で観察した結果と同じです。
また、地層の境の標高も近似しています。

このことから、下の図のように横戸河岸段丘その露頭の地層と、勝田川河岸段丘(千葉第1段丘a)そのボーリングデータによる地層とは同じものとして対比できると考えます。

横戸河岸段丘露頭と勝田川河岸段丘の地層の対比

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