2017年1月から上谷遺跡学習、大膳野南貝塚学習と並行して私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構築と活用学習をスタートさせることにします。
1 私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構成と現状
私家版千葉県歴史・地名GISデータベースは千葉県、研究機関、図書により公表されているデータを個人レベルで電子的空間的に統合しようとしているデータベースです。
私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構成
私家版千葉県歴史・地名GISデータベースの構成と現状
既にそれぞれのGISデータベースはこのブログで活用しています。
千葉県遺跡データベースの利用例
千葉県墨書土器データベースの利用例
千葉県小字データベースの利用例
2 私家版千葉県歴史・地名GISデータベースによる学習のイメージ
2-1 縄文語起源地名の抽出
縄文語起源地名が千葉県に存在しているのではないだろうかという感触を持っています。
この感触を千葉県遺跡データベースと千葉県小字データベースを統合して分析することにより、検証したいと考えています。
とてもチャレンジャブルな取り組みだと思います。
成果が出るか、結局は挫折するかまだ暗中模索ですが、データベース活用の当初から取り組みたいと考えています。
2-2 古代祈願語が地名に定着した例の抽出
墨書文字の中に、当時既に使われていた地名が出現する場合が散見されます。
このような例ではなく、祈願語として使われた墨書文字が地名として定着して、現在にまで伝わったものの例を抽出したいと考えます。
墨書土器データベースと小字データベースを統合して分析することになります。
2-3 古代地名リストの作成
遺跡データベース、墨書土器データベース、小字データベース、古代文献を空間的に統合分析して、古代に存在した地名のリストを作成したいと考えます。
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