2025年1月21日火曜日

有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形(谷底部)標高点3D分布モデル

 3D distribution model of elevation points of the natural terrain (valley bottom) of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita shell mound


A 3D distribution model of 3,393 elevation points of the natural terrain (valley bottom) measured during the excavation of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita shell mound was created using the QGIS plugin Qgis2threejs.


有吉北貝塚北斜面貝層の発掘調査で測量された地山地形(谷底部)標高点3393点の3D分布モデルをQGISプラグインQgis2threejsで作成しました。

1 有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形(谷底部)標高点3D分布モデルの作成


標高点分布(QGIS画面)

標高点はZ座標(標高値)を所持しています。


標高点の立体表示(QGISプラグインQgis2threejs画面)

Qgis2threejsから3Dモデルをgltfファイルでエクスポートし、BlenderでWabefront(.obj)ファイルに変換して利用しています。

2 有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形(谷底部)標高点3D分布モデル

有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形(谷底部)標高点3D分布モデル

3DF Zephyr v7.531でアップロード


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

3 異常値の検出

3Dモデルの中に異常値を検出しました。Ⅲ-55グリッドの1標高点が周囲より約2.3m低くなっています。


異常値の検出

発掘調査原票(地山平面図3155)を確認したところ、値は原票記載で間違いありませんが、「地山掘りすぎ下げてしまっている。」との注記がありました。この部分だけ、地山地形3Dモデルが異常になっているので、分析に使う資料として作成する時にはこの異常値は除去することにします。


注記

なお、この異常値検出とその理由判明により、自分の作業精度が損なわれていないことが確認でき、心理的に自信のようなものが生まれました。


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