2025年1月11日土曜日

考古学切手 ショーヴェ洞窟の壁画

 Archaeological stamp: Chauvet Cave mural


A stamp showing a mural (approximately 36,000 years ago) from the Chauvet Cave in the Ardèche region of southern France. The image is said to depict a lioness stalking her prey in a dynamic (animated) manner.


フランス南部アルデシュ地方にあるショーヴェ洞窟の壁画(約36000年前)切手。絵柄は獲物をねらうメスライオンを動的に(アニメーション的)に描いているとされる。

1 ショーヴェ洞窟の壁画切手


ショーヴェ洞窟の壁画切手

フランス切手、2024年。

ショーヴェ洞窟は、旧石器時代の壁画が非常に良好な状態で残されていることで有名です。この洞窟の壁画には、約36,000年前に描かれたとされライオン、ハイエナ、ウマ、サイ、バイソンなどが描写されています。

切手の絵柄はメスライオンが獲物をねらう様子の壁画場面などをコラージュ的に構成しています。

細密画技法で描かれています。

2 動的表現(アニメーション的表現)

動物の描写の様子から、動物の動きをアニメーション的に表現している(動きそのものを表現している)ものが多いと考えられています。

切手絵柄抽出部は3頭(4頭)のライオンを描いたものではなく、1頭のメスライオンが獲物をねらう様子を動的に(アニメーション的に)表現していると考えられています。


1頭のメスライオンが獲物をねらう様子の動的(アニメーション的)表現


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