2016年1月3日日曜日

趣味活動における「グッド&ニュー」

1 グッド&ニューの記憶
以前職場で毎朝「グッド&ニュー」という朝礼をしていました。

クッシュボールというカラフルでモジャモジャのひげのある幼児用ボール(障害幼児用に開発された玩具らしい)をお手玉のように両手交互に移動させながら、この24時間に自分に生じたグッド(楽しいこと、うれしいことなど)とニュー(初めて気が付いたり、体験したりしたことなど)を一人一人が簡潔に話します。

話の内容は職場内や仕事にかかわることでもよいですし、個人や家庭生活等で生じたことでもよいとしました。

多くの話題はたわいもない、ささいな出来事になります。

道を歩いていたら10円玉を1つ拾った、運が向くかもしれないと思った。
買い物に行ったら、売り切れていると思った品が残っていて、買えたので、うれしくなった。
仕事で、Excelの○○という操作ができることを知って、うれしかった。


深刻な問題点とか、批判を含む話題はこの場ではタブーとしました。

グッド&ニューをしてから、通常の当日の簡易な作業打ち合わせをします。

グッド&ニューは参加者全員が楽しみにしていた活動でした。

習慣化すると、硬い頭をほぐし、思考が少しかもしれませんが前向きになることは確実です。いわるゆるアイスブレイクとして有効なものであったとおもいます。

そのような記憶が、ブログ「花見川流域を歩く 番外編」の意義を考えているとき、ふと浮かび上がりました。

2 趣味活動におけるプラス思考の重要性
ブログ「花見川流域を歩く」では趣味の学習研究活動を展開しています。

趣味活動ですから社会活動や職業活動と違って気楽で、ストレスが少ないことは確実です。自分が楽しいことをすればよのです。

しかし、そうは言っても実際には趣味活動にもストレスや問題・課題が生じます。

●自分が素晴らしいと考える仮説を考えた時、その仮説を裏打ちすべき関連知識の所有量の少なさに気が付いた時。

●確信をもって書いた記事の誤りに気が付いた時。

●情報分析や表現のためのツール(パソコンソフト)習熟が思い通りに進まないこと。

これらのストレスを、そのままマイナス事象として捉えてしまっては、趣味活動が成り立ちません。

これらのストレス(自信喪失感などに通じるマイナス思考)を次のように趣味活動エネルギー(活動充実感などに通じるプラス思考)に転換しなければなりません。

●自分が素晴らしいと考える仮説実証のための知識習得が趣味活動の大切な項目として生まれた。その分野の知識習得が自分にとって必然化した。

●間違いに遭遇したので、それは自分の盲点を発見できたことであるので、学習面で新たな飛躍ができるチャンス到来である。

●パソコンソフト操作習熟が思い通りに進まないけれど、過去30年間のパソコン生活で、1つ1つの技術操作は順次解決してきた。過去の懸案事項は全て解決してきたから、今の技術レベルにいると考えることができる。だから、いま抱える懸案事項は1つ1つ分解して小項目にすれば、必ず自分で解決できる。その小項目の解決に意識とパワーを投入すれば、必ず解決できる。

趣味活動といえども、社会・職業世界と同じく、プラス思考が必要なのです。前向きの姿勢でなければ、活動が成り立たないのです。

3 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」のグッド&ニューとしての意義
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」は特段グッド&ニューとして設置したものではありませんが、今となって考えると、自分が行う個人レベルのグッド&ニューの装置であることに気が付きました。

趣味活動のテーマに沿って検討した事柄や活動にかかわる様々な事項はブログ「花見川流域を歩く」で記事にしていますが、番外編の方は、自分が気に入ったこと、楽しんだこと、解決したことなどを自由気ままに記事にしています。

自分にとってグッドなこととニューなことを意識して記事に書いたことは、自分の思考をえてしてマイナス方向になりがちな傾向をプラス方向に修正していたと感得できます。

番外編ブログの記事を書くたびに、一種の思考浄化機能が作動していたようです。

記事を書くたびにグッド&ニューをしていたことになります。

番外編ブログの活動により自分の趣味活動が多少なりともプラス思考、前向き姿勢になり、活動エネルギーが充実しているのだと気が付きました。

これからは、より意識して番外編ブログを私的「グッド&ニュー」の場として活用することにします。

花見川風景






0 件のコメント:

コメントを投稿