イボキサゴ単体の観察記録3Dモデルを作成しました。これまで使ってきたズームレンズではイボキサゴ単体の3Dモデルは画角の中で小さすぎて出来ませんでした。そこで接写可能な高倍率レンズを使いイボキサゴ単体の観察記録3Dモデルを試作してみました。出来はとても満足できるものではありませんが、学習技術習得活動の1ステップとして記録としておきます。
1 イボキサゴ 観察記録3Dモデル(試作)
イボキサゴ 観察記録3Dモデル(試作)2021.07.10木更津干潟で採取
2021.07.29撮影
撮影写真の例
撮影写真の例
撮影写真の例
イボキサゴのサイズ
写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.006 processing 224 images
観察記録3Dモデルの動画
2 感想
長径1.7㎝ほどのイボキサゴですが、3Dモデルで拡大して観察すると思っていた以上に彫りの深い形状をしていて、小さな列状突起もあります。3Dモデルにより写真では得られない立体細部を体感的に観察できます。
イボキサゴは小さな宝石であるといっても過言ではありません。
3 技術感想
ア 接写により画角内でのイボキサゴの面積を大きくすることにより、小さな対象物ですが3Dモデル作成が出来るようになりました。
イ 撮影ボックス利用による照明環境の改善をしました。
ウ ターンテーブルを利用することにより撮影が簡易に行えるようになりました。
エ 奥行きのある対象物の全てに焦点のあった写真を撮影する技術(道具)を用意する必要を痛感します。
オ この3Dモデルはイボキサゴの上部(表)だけですが、下部(裏)の3Dモデルも作成してその2つを合体させることが次の技術課題です。
0 件のコメント:
コメントを投稿