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2026年7月24日金曜日

考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの完成版候補作成

 Creation of a Release Candidate for a Blender-Specific AI Assistant Tailored for Archaeology


Version 3.0 RC (Release Candidate) of the Blender-specific AI assistant designed for archaeological applications (the "BlenderChatGPTUI" add-on) is now ready. It features three operational modes—New Creation, Prototype Creation, and Repair—and allows users to select from various ChatGPT models (gpt-5.5, gpt-5.4, and gpt-4.4mini). Its guiding philosophy is to "generate an easily modifiable base model rather than creating a finished product all at once, then cultivate the final result through dialogue with the AI." This approach is unique and distinct from the capabilities of the web-based ChatGPT or Claude.


考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタント(BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版)のVer.3.0 RC(Release Candidate)が出来ました。動作モードに新規作成型、プロトタイプ作成型、修繕型を備え、ChatGPTモデル(gpt-5.5、gpt-5.4、gpt-4.4mini)の選択も可能です。「完成品を一度に作るのではなく、修正しやすい祖型を生成し、AIと対話しながら成果を育てます。」を理念とします。この理念はChatGPT(web版)やClaudeに類例のないものです。

1 考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタント(BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版)のVer.3.0 RC(Release Candidate)の機能等

1-1 理念

最初は、BlenderをChatGPTで効率的に操作したいという気持からこのBlenderアドオン開発が始まりました。具体的にはBlenderの操作は全てBlenderPythonスクリプトで記述できるので、ChatGPTでBlenderPythonスクリプトを自由自在に生成したいという気持から、このBlenderアドオン開発が始まりました。

開発を進める中で、一発で目的とする精細モデルを作成するのではなく、最初にプロトタイプ(祖型…枠組み)を作成し、それに様々な要件を付加してモデルを育てることが、精細モデル生成の早道であることに気が付き、ChatGPTとユーザーとのやりとりによるモデル育成をBlenderアドオンの理念としました。

●BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版の理念

完成品を一度に作ることを目指さない。修正しやすい祖型(Prototype)を生成し、AIとユーザーが対話しながら作品・研究成果・ワークフローを育てていくことを目的とする。

この理念はアドオンのプリファレンスに書き込みました。


Blender ChatGPTUI Ver.3.0 RCのプリファレンス画面

1-2 動作モード

新規作成型、プロトタイプ作成型、修繕型を備えました。

単独の利用の場合は新規作成型を使い、不十分な結果やエラーの場合は修繕型に移行して、望む成果に向かいます。BlenderエラーをそのままChatGPTに送ると、その改善はChatGPTが特異とするところです。

複雑で高度な成果を望む場合、プロトタイプ作成型でスタートして、祖型(プロトタイプ、枠組み)からスタートし、ChatGPTとやりとりしながら各種条件を付加して最終成果に到達します。ChatGPTはユーザーに次のステップをどうするか提案してきます。

ChatGPTとユーザーがやりとりしながら成果を育てることができます。


Blender ChatGPTUI Ver.3.0 RCのパネル

1-3 ChatGPTモデルの選択

パネルでgpt-5.5、gpt-5.4、gpt-4.4miniの選択ができます。次のようにAIの性格を少し変えることができます。

gpt-5.5(Prototype重視、Geometry Nodes重視、Material説明重視、Memo詳細)

gpt-5.4(安定性重視、API互換性重視、Python簡潔)

gpt-4.1-mini(高速生成、コード短め、Memo簡潔)

このChatGPTモデル選択機能はChatGPT(web版)ではあまり利用できません。Blender専用アドオンならではの機能です。

2 Blender ChatGPTUI Ver.3.0 RCの試用

これまでの開発は基本機能の搭載、バグの除去を目的とした試用を行ってきましたが、基本機能全ての搭載と致命的バグ除去の区切りがつきました。しばらく、実際の考古研究等実務にこのVer.3.0 RCを使い、その機能と使い勝手を体験することにします。開発のための試用ではなく、実際の実務に使うテーマが幾つか控えていて、楽しみです。

3 考古学用途との関係

Blender ChatGPTUI Ver.3.0 RCの機能は、現状では汎用的であり、特段に考古学用途に特化していません。将来の開発で考古学用途でよく使われる機能を強化する予定です。

4 ChatGPT API

Blender ChatGPTUI Ver.3.0 RCを利用する際にはChatGPT API料金(従量課金制)が必要となります。


2026年7月19日日曜日

考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの開発

 Development of a Blender-Specific AI Assistant Tailored for Archaeology


I have been working on developing a Blender-specific AI assistant designed for archaeological applications, and the project is nearing the completion of Version 3.0. What began as a casual idea to run ChatGPT directly within Blender has evolved into the development of a full-scale AI assistant dedicated to the software. ChatGPT maximizes Blender's capabilities, far surpassing what I could achieve on my own—exceeding my individual capacity by dozens of times.


考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの開発に取組み、Ver.3.0完成に近づいています。Blenderの上でChatGPTを直接動かしたいという軽い気持からスタートして、本格的なBlender専用AIアシスタント開発になっています。ChatGPTがBlender能力を最大限引き出します。これは個人(自分)の能力を何十倍も凌駕します。

1 ChatGPTのBlenderアドオン化

2026.01.22にChatGPTそのものをBlenderのアドオンにしました。この試みが考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタント開発の端緒です。

2026.01.22記事「ChatGPTそのものをBlenderのアドオンにする

Blender操作は全てBlenderPythonスクリプトで記述できるので、このアドオンは所望するBlender操作のBlenderPythonスクリプト作成装置として位置付けたものです。

2 考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの開発

BlenderアドオンにしたChatGPTの使い勝手を改良していく中で、その実用性が確かめられ、それによりなお一層の使い勝手改善、機能付加が加えられました。

Blender Python、Material Nodes、Geometry Nodes、Simulation Nodes、Point Cloud、Archaeology Workflowを自然言語で扱える研究支援環境を一つ一つ構築しました。

また、Claude Blender MCPとの比較を行い、わが方に歩があることも確認しました。

この改善活動の中で、単に1回限定のBlenderPythonスクリプト作成を行うのではなく、最初に祖型(プロトタイプ)作成を行い、次にその修正や機能付加を行い、さらにその結果に対して修正や機能付加を行い、このようなChatGPTと人のやりとりで物事を進める方がはるかに実用的で高度な作品(機能)ができることが判りました。そこで、単純なBlenderアドオンをつくるのではなく、Blender操作をアシスタントするAIをつくることが目標になり、現在に至っています。この開発作業はChatGPTと自分との共同作業となっています。

3 最近の開発作業

考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタント(BlenderアドオンBlenderChatGPTUI版)は現在、Ver.3.0の完成目前に到達しています。

Ver.3.0の完成条件は次の通りです。

Ver.3.0 完成条件

① Blender Chat UI

安定したチャットUI

会話履歴

New Task / Repair Last の文脈管理

② Python生成品質

Blender 4.4.3向けシステムプロンプト

Data API優先

bpy.ops 使用時のContext配慮

実行前チェック(Object Modeなど)

③ GPT Memo

「何を作ろうとしているか」

「どのようなノード構成を考えているか」

「修正方針」

④ Prototype Generation(祖型生成)

最初から完成品を目指さない

修正しやすい骨組みを生成する

4 考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの利用イメージ


考古学用途を意識したBlender専用AIアシスタントの利用イメージ