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2024年4月7日日曜日

埋め甕(加曽利E式土器)(駒ケ根市的場・門前遺跡)観察記録3Dモデル

 Burial jar (Kasori E-style pottery) (Komagane City,Matoba/Monzen site) Observation record 3D model


I had fun creating a 3D model of a burial jar (Kasori E-style pottery) that is on display at the “Collection Exhibition” currently being held at the Komagane City Museum. It's strange to see Kasori E-style pottery in Komagane, a place far away from Shimousa, because it gives me a nostalgic feeling.


駒ケ根市立博物館で開催中の「館収蔵品展」に展示されている埋め甕(加曽利E式土器)の観察記録3Dモデルを作成して楽しみました。下総から遠く離れた駒ケ根の地で加曽利E式土器を見ると、懐かしさを感じるので不思議です。

1 埋め甕(加曽利E式土器)(駒ケ根市的場・門前遺跡)観察記録3Dモデル

埋め甕(加曽利E式土器)(駒ケ根市的場・門前遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期後葉

撮影場所:駒ケ根市立博物館2024年「館収蔵品展」

撮影月日:2024.03.28


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 93 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 メモ


発掘調査報告書掲載実測図

発掘調査報告書実測図表題は「第101図 的場第33号住居址覆土下層出土土器(但し、6は覆土層に正立して出土」となっているので、この土器が覆土層から正立して出土した埋め甕であることが確認できます。

この土器には磨消懸垂文があるので、加曽利EⅡ式土器であると考えます。

4 感想

毎日加曽利E式土器の学習をしているので、加曽利E式土器には十分に馴れています。しかし、下総から遠く離れた駒ケ根の地で、加曽利E式土器を見ると「懐かしさ」の感情が生まれるので不思議です。この土器は1関東から運ばれてきたものでしょうか、それとも2関東からやってきた人が駒ケ根で作成したものでしょうか。あるいは3駒ケ根在住縄文人が運ばれてきた見本品を見て作成したものでしょうか。理由は意識化できませんが、1のような直観がします。


2024年4月6日土曜日

土偶2体(駒ケ根市日向坂遺跡)観察記録3Dモデル

 Observation record 3D model of two clay figurines (Komagane City, Hinatazaka site)


I had fun creating 3D models of two clay figurines on display at the  “Collection Exhibition” currently being held at the Komagane City Museum. When I created a 3-view drawing from the 3D model, I imagined that this clay figurine had been placed upright.


駒ケ根市立博物館で開催中の「館収蔵品展」に展示されている土偶2体の観察記録3Dモデルを作成して楽しみました。3Dモデルから3面図を作成してみると、この土偶は立って置かれたことがあると想像しました。

1 土偶2体(駒ケ根市日向坂遺跡)観察記録3Dモデル

土偶2体(駒ケ根市日向坂遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期

撮影場所:駒ケ根市立博物館2024年「館収蔵品展」

撮影月日:2024.03.28


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 98 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 メモ


左土偶の3面図

3Dモデルから左土偶の3面図を作成しました。

この3面図から理解できる足の大きさと体全体のバランスから、この土偶は完成時に地面あるいは台の上に立って置かれたことがあると想像しました。

足の指の数は巨視的には3つとなっています。これは縄文作者が、人を造形したのではないことを誰にでも判ってもらえるように意識して表現したものだと想像します。

足から腰にかけての文様は当時の衣服の文様をあしらったのかもしれないと想像します。


2024年4月4日木曜日

人面土器(小型深鉢形土器)(駒ケ根市高見沢遺跡)観察記録3Dモデル

 Human-faced pottery (small deep pot-shaped pottery) (Komagane City Takamizawa site) Observation record 3D model


I had fun creating a 3D model of the human-faced pottery on display at the “Collection Exhibition” currently being held at the Komagane City Museum. The human faces in the pottery patterns, which I am not used to seeing, deepen my interest and questions.


駒ケ根市立博物館で開催中の「館収蔵品展」に展示されている人面土器の観察記録3Dモデルを作成して楽しみました。自分には見慣れない土器文様の中での人面に、興味と疑問が深まります。

1 人面土器(小型深鉢形土器)(駒ケ根市高見沢遺跡)観察記録3Dモデル

人面土器(小型深鉢形土器)(駒ケ根市高見沢遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期

撮影場所:駒ケ根市立博物館2024年「館収蔵品展」

撮影月日:2024.03.28


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 86 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 展示説明

「人面を模した土器

人面や獣面を把手としてつける土器はよく見られるが、口縁部の模様帯の一部に模したものは珍しい。」

4 感想

人面の眼に該当する文様要素と同じものがこの土器に幾つもあります。この文様要素(abcd)は正面の見え方だけでなく、真ん中が窪んでいるという3D形状も似ています。

この文様要素は本来は人面とか、眼とかに関係しない別意義の文様であった可能性を感じます。


「眼」と似ている文様要素

また、人面の左右の「眼」が人面を意識して最初から造形したとすれば、大きさの差異が大き過ぎるような気がします。

ただ、鼻孔が2つ描かれているように見えますし、決定的には口が穿孔されているので、人面に間違いはありません。

この土器を制作している途中で、作者が意図していない「人面」を土器文様から感じてしまい、即興で鼻孔と口を加えて、人面土器にしたのかもしれません。