2014年6月1日日曜日

ブログのページビュー数統計 その2

●ページビュー数の趨勢把握
月別ページビュー数の詳しい推移は2014.05.31記事「ブログのページビュー数統計 その1」で分析しました。
ここでは、自分がイメージするページビュー数趨勢を絵に描いてみます。

ページビュー数の趨勢
1期の初期急増期とそれ以後の安定増加期が継続しているという大局的趨勢があるという見方です。

3期(エピソード期)は単純な外部からの攪乱ですから検討を深める対象ではありません。前後の安定増加期に含めてよいと思います。

5期(停滞期)、6期(急増期)、7期(急減期)は当方の事情(記事数増減、記事テーマの多様性や記事視野の広狭等)に起因して増減したものです。ですから、この増減を無視して安定増加期の趨勢として見ることは矛盾があるように見えます。しかし、私は次の理由から、57期を安定増加の趨勢が続いているとして把握します。

5期(停滞期)は当方の事情により記事数が半減したのですが、ページビュー数が停滞しただけで、逆に月別1記事当りページビュー数は急増しています。大局的趨勢としてみると、それ以前の安定増加期の傾向を完全に逸脱しているとみる必要はないと考えます。

6期(急増期)と7期(急減期)をセットで見ると、急増-急減=安定増加とみることができます。大局趨勢的に見ると、急増と急減は安定増加という傾向の修飾物としてみることができるということです。

もし、ブログの主目的がページビュー数獲得(読者獲得)にあるとすれば、このような趨勢把握はしないと思います。
急増・急減の原因分析を徹底させて、そこから教訓を学び、ページビュー数増加のための各種施策を検討してそれを実施することになると思います。

しかし、このブログの主目的は、自分の趣味の楽しみを増大させることにあります。つまり、自分が情報発信したいことを発信するためのブログです。
ですから、ページビュー数を増加させるための記事を書くという姿勢は最初から希薄です。
結果としてページビュー数が増加すれば大変うれしいことです。しかし、ページビュー数に振り回されて記事を書くとすれば、本末転倒になってしまいます。

ページビュー数増加が見込める記事(読者に受ける記事)を指向して書くのではなく、自分の興味を深めるための記事を書きたいと思います。

書いた記事が結果としてページビュー数増加になればうれしいことですし、ページビュー数減少になっても、それはそれでよいのです。問題はありません。

自分の興味を記事に書き、それでページビュー数が増加したり、減少したりする体験を繰り返す中で、自分の趣味(興味)のテイストがどこにあるのか、自分自身で気がつくことができると思っています。

自分が強く興味を持つテーマで、ページビュー数が増加するものは、(記事の出来不出来は別にして)一般受けする汎用性の高いものである可能性があります。

自分が強く興味を持つテーマで、ページビュー数が減少するものは、(記事の出来不出来は別にして)専門家向けで難易度が高いものである可能性があります。

とは言っても、ブログで情報発信していること自体が読者とのコミュニケーションを指向しているのですから、大局的趨勢的なページビュー数についてはその増加を望んでいることに間違いはありません。

そういう意味で、上記グラフの「ページビュー数の趨勢」結果は、これまでのブログ活動をふりかえっただけでなく、今後の趨勢も占えるものとして活用できると考えています。


おわり

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