古代「東海道水運支路」(仮説)の検討をする中で、水運に関してWEB検索をしていたら、気になる専門図書が出てきました。
その専門図書をWEB検索したところ、Amazonで1円で販売していることを知りました。
早速1click注文したところ、昨日届きました。
定価1円で購入した専門古書
ただし、定価1円といっても「配送料および取り扱い手数料」257円がかかりますから、支払った金額は258円です。
「配送料および取り扱い手数料」の257円から「実質郵送費+在庫保管料+WEB登録の手間+購入者とのやり取りの手間+Amazonへの上納金+…」を差し引いて、残った金額に1円を加えて利益を出すというビジネスモデルが存在していることに驚きます。
商品としての本を仕入れて販売する古書業界ではなく、お金と一緒に本を受け取り、それを処分する廃品回収業界のビジネスのように感じます。
定価1円なら在庫を抱えるということがほとんどないと思います。
いつも利用するWEBの「日本の古本屋」では、この古書は2000円程度で販売されています。
入手したこの古書現物は、カバーの背こそ日焼けしていますが、物としては使用感は全く感じませんでした。
この古書をペラペラめくってめぼしいところを拾い読みしてみると、私がこれまで接したことがほとんど無いような興味ある古代~中世の交通事情が議論されています。
この本のあるページの注に出てくるある文献は、すぐにでも入手あるいは図書館で閲覧したくなりましたから、この本は自分の思考の幅を広げるきっかけになる図書であるような直感がしました。
1987年出版のこの本で議論されている内容が、27年後の現在、どのように議論されているのか、そういうことにも興味が湧きました。
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実はAmazonから1円で物を購入したのは、これが2回目です。
前回はあるきっかけで知ったヘイリー・ウェステンラというニュージーランド人歌手の音楽CDがほしくなり、Amazonで検索したところ1円で販売している品があることを知り、購入しました。
古書や古CD等を購入する時は本来の専門店サイトに行く前に、Amazonで格安品があるかどうか確認するようになってしまっています。
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