2014年12月3日水曜日

慎ましやかなそして密かなるビッグプロジェクト

5mメッシュの活用域を早急に拡大したいと考えています。
極端に言えば、地理院WEBサイトからデータをダウンロードして解凍すればそれでよいのですから、ダウンロードする前からそのことについて、このブログで記事にするようなことではありません。
しかし、当の本人である自分は心が強くざわついてしまい、ダウンロード前にその活動について記事にしておき、活動後にその顛末をもう一回記事にしたくなりました。

次の図の絵柄のある部分は現在5mメッシュを活用している範囲です。
2.5万地形図図幅で言うと121面分です。
花見川地峡付近の地形検討から房総全体の検討に進み、さらに香取の海付近まで含めた範囲がこれまでの私の問題意識を投影した時の地理空間でした。
しかし、駅路網検討を始めてみると、東山道と東海道の連絡支路が北関東と西関東に存在していて、この場所の地形を詳しく知りたいという気持ちを抑えることはできません。
そこで、思い切って図の緑太線の範囲を5mメッシュ活用域に広げることにしました。

5mメッシュ活用拡大予定範囲
絵柄のある部分は現在活用している範囲
緑太線の範囲が拡大予定範囲
赤線、黒線は文献に掲載されている駅路網図

現在の活用5mメッシュ数は約3.2億です。(2014.09.03記事「5mメッシュ利用域を拡げる」参照)
今回拡大したい範囲のメッシュ数は約2.3億です。
合計するとメッシュ数は約5.5億です。

問題は約5.5億のメッシュを処理できるパソコン能力(メモリー容量)があるかどうかです。(使用しているパソコンのメモリーは16GB)

情報をダウンロード解凍して、既存のデータと一緒にファイルを全部1つのフォルダーに入れるところまでは問題なくできると思います。
それをGISソフトが正常に読み込むことができるかどうか、気持ちが強くざわめきます。

落ち着いて考えれば、やってみてよければよし、ダメならあきらめれば(あるいはパソコンを買い替えるなどの次の手を打てば)それでよいわけですから、その活動に強い感情を持つ必然性はありません。

しかし、現実には強い感情をなぜかコントロールできません。また、強い感情がなぜ生じているのか分析できません。盲点みたいな感じです。
これまでも、パソコンの能力限界に触れるかもしれない操作になると強い感情が生じたことがあります。
パソコンを自分の外部脳として意識してしまっているからかもしれません。

地理院のWEBサイトから5mメッシュデータをダウンロードしてGIS上で活用するという「慎ましやかな」活動が私にとっては「密かなるビッグプロジェクト」です。

とりあえず現状5mメッシュ利用域の北側だけ(2.5万地形図24面分、約8.1千万メッシュ)を追加して、それができれば平津駅ルートなどの検討に活用して様子を見て、次に残りを取り込みます。

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