2014年12月17日水曜日

下敷き作業用の埋蔵文化財分布図作成

花見川地峡史-メモ・仮説集->3花見川地峡の利用・開発史> 3.4〔仮説〕律令国家の直線道路、東海道水運支路の検討>3.4.22 下敷き作業用の埋蔵文化財分布図作成

花見川-平戸川船越に関する古代「東海道水運支路」(仮説)の検討を進めていますが、これまでの検討で房総全体の古代交通の中での花見川-平戸川船越の意義について検討を深めてきました。
いよいよ、現場の検討に入りたいと思います。
まず手始めに、下敷き作業用の埋蔵文化財分布図を作ってみました。

WEBサイト「ふさの国埋蔵文化財ナビゲーション」(千葉県)には埋蔵文化財分布図が掲載されています。この分布図を縮尺1/15000で必要な範囲を表示し、その画像をコピーしてPhotoshopに貼り付けてjpgファイルとしてパソコンに保存しました。

そのファイルをIllustratorに順次ベタベタと貼りつけました。

最近覚えた画像の「乗算」モードを使うと重ねる画像の位置を極めて正確に、かつ瞬時に移動できますから作業が快適で効率的です。

次の図が、このようにして作成した下敷き作業用の埋蔵文化財分布図です。

下敷き作業用の埋蔵文化財分布図

作業し出すと、あの事象も関連付けて考えたい、この事象も関連付けたいと欲が膨らみ、貼り付け範囲がどんどん広がってしまいますが、とりあえず区切りました。おそらくこの作業図はもっと範囲が広がると思います。

この下敷き作業用の埋蔵文化財分布図を活用して、これからしばらく、古代「東海道水運支路」(仮説)を現場レベルで検討します。

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