2021年12月22日水曜日

千葉市内出土考古資料優品展の観覧

 Viewing the exhibition of excellent archaeological materials excavated in Chiba city


On December 22, 2021, I visited the exhibition of excellent archaeological materials excavated from Chiba City, which is being held at the Chiba City Folk Museum. It was impressive because it was an exhibition of excellent archaeological materials, and at the same time, it was all relics of great archaeological significance. My archaeological hobby was greatly stimulated and my motivation for learning increased.


2021年12月22日にようやく念願がかない、千葉市立郷土博物館で開催中の千葉市内出土考古資料優品展を観覧してきました。新たに観覧できて感動したもの、あらためてよりよい展示環境で観覧出来たもの、説明文が加わり認識を深めることができたものなどがあり、きわめて収穫大なる観覧となりました。

一通り全部観覧してから、縄文遺物について興味の深いものから順に3Dモデル用撮影をしました。3Dモデルを作成したいもの全部をとても1回の観覧では撮影できませんから、今後数回は通いたいと思います。また、弥生古墳奈良平安の遺物についても、これまで図書や報告書の挿絵でしかみたことのないものの現物もかなり展示されていて、次回以降じっくり観覧することにします。

1 千葉市内出土考古資料優品展の開催期間と撮影・SNS情報発信


千葉市内出土考古資料優品展の開催期間

2022年1月23日まで千葉市立郷土博物館で、2月3日から3月10日まで千葉市埋蔵文化財調査センターで開催されます。


撮影・SNS情報発信について


会場風景

全て写真撮影OK、SNS投稿歓迎です。

2 私が特に観覧したかったアワビ

大膳野南貝塚の野外炉から出土したアワビは特別な意味があると考えられています。その現物を見ることができ、その輝きに感激しました。大膳野南貝塚学習をふりかえりたくなります。


大膳野南貝塚出土アワビ


アワビ形土製品

単にアワビを模している土製品という平板的な視点ではなく、トーテムの一種であると考えると興味が特段に深まります。


アワビ象嵌耳飾

3 ヘビを模した垂飾


ヘビを模し垂飾2種

勝坂式土器の影響によるヘビを模した製品です。

4 土版


土版

土版の裏面がレプリカで展示されていますので、土版の理解が進みます。土版裏面の入組文は吉祥文であると最近考えました。2021.12.07記事「手燭形土器(安行3a式)(佐倉市吉見台遺跡)の観察 Candlestick-shaped earthenware 2

5 旧石器時代石器


ナイフ形石器


神子柴型石斧

伊那市創造館で観覧した尖頭器、石斧などと比較して検討してみたくなり、心が騒がしくなります。

6 土偶


縄文早期土偶

照明が明るく、多角度からの撮影が可能であり、良好な3Dモデル作成が期待できます。


土偶展示

7 石棒


巨大な石棒

全国で47番目の巨大さです。

8 土器


土器の展示


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