2022年8月25日木曜日

「屋外漆喰炉 基底微地形と炉体形状の様子 3Dモデル」の作成

 Creation of ''3D model of outdoor plaster furnace base microtopography and furnace body shape''


Two 3D models of the outdoor plaster furnace base microtopography and the shape of the furnace body have been created, so they can be observed side by side. I feel that creating such materials is valuable in the sense that it expresses the state of the remains in an easy-to-understand manner.


屋外漆喰炉の基底微地形と炉体形状の2つの3Dモデルが出来ましたので、並べて観察できるようにしました。このような資料作成は遺構の様子を判りやすく表現するという意味で価値があると感じます。

1 屋外漆喰炉 基底微地形と炉体形状の様子 3Dモデル

屋外漆喰炉 基底微地形と炉体形状の様子 3Dモデル

左が基底微地形、右が炉体形状です。


「屋外漆喰炉 基底微地形と炉体形状の様子 3Dモデル」画像


3Dモデルの動画

2 感想

・基底微地形と炉体形状を同時に観察できる資料は一般にないので、このような資料作成は発掘状況写真遺構の様子を判りやすく表現するという意味で価値があると感じます。


参考 発掘状況写真1 大膳野南貝塚発掘調査報告書から引用


参考 発掘状況写真2 大膳野南貝塚発掘調査報告書から引用

・今後この資料に漆喰堆積状況(漆喰炉外形)、土器、アワビの3Dモデルを順次追補します。

・3Dモデルで凹凸を判りやすく示すための方策として、今回はメッシュを貼りつけました。今後、等高線表示などの別表現方法も検討することにします


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