2022年8月30日火曜日

縄文土器実測図の3Dモデル化の例

 Example of 3D modeling of Jomon pottery survey map


The basis of the method of rationally creating a 3D model from the Jomon pottery survey map was established. Use Blender's Bsurfaces and UV projection features.


縄文土器実測図から3Dモデルを合理的に作成する方法の基礎が出来ました。BlenderのBsurfaces機能とUV投影機能を使います。

1 縄文土器実測図の3Dモデル化の例

縄文土器実測図の3Dモデル化の例


縄文土器実測図(千葉市大膳野南貝塚1号屋外漆喰炉出土土器3)

大膳野南貝塚発掘調査報告書から引用

3Dモデルは実測図外縁線からBlenderのBsurfaces機能で作成。

文様貼り付けはBlenderのUV投影機能を利用。


縄文土器実測図の3Dモデル化の例画像

2 作成の主なステップ

2-1 BlenderのBsurfaces機能による3Dモデル作成


BlenderのBsurfaces機能による3Dモデル作成

2-2 BlenderのUV投影機能による文様の貼り付け(ラップ)


BlenderのUV投影機能による文様の貼り付け(ラップ)

3 感想

・2022.08.29記事で文様貼り付け(ラップ)にBlenderのシュリンクラップ機能に着目しましたが、同じ機能ですが、UV投影機能の方がはるかに使いやすいことが判りました。

・縄文土器実測図から3Dモデルを作成する方法の基礎は出来ました。3Dモデルに厚みを付けるとか、欠けを表現するとか、色を付けるとかの応用は今後の課題として、発展できるに違いありません。

・Blenderの高機能に驚くとともに、その機能に習熟する必要性を痛感しています。

・8月を「Blender強化月間」として寝ても覚めてもBlenderに取り組んできましたが、面白くなってきましたので、9月も引き続き「Blender強化月間」としてBlender習熟に取り組むことにします。実測図の3Dモデル化を(自分レベルで)極めたいと思います。


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