2025年5月6日火曜日

技術資料 Blenderでの貝層3Dモデル作成方法

 Technical information: How to create a 3D shell layer model in Blender


I have considered how to create a 3D shell layer model from a two-section shell layer distribution map in Blender. The most accurate method is to match the number of vertices to the main corresponding points and create it using "edge loop bridge".


Blenderで2断面の貝層分布図から貝層3Dモデルを作成する方法を検討しました。主要対応点までの頂点数を一致させて「辺ループのブリッジ」で作成する方法が正確です。

1 Blenderでの「辺ループのブリッジ」と「Bsurfaces機能」による貝層3Dモデル作成比較

Blenderでの「辺ループのブリッジ」と「Bsurfaces機能」による貝層3Dモデル作成比較

青モデル…「辺ループのブリッジ」利用で作成した3Dモデル

赤モデル…「Bsurfaces機能」利用で作成した3Dモデル

赤モデルは貝層断面が鋭角に変化するところで、対応すべき点がずれているので、不正確な3Dモデルとなっている。

3DF Zephyr v8.005でアップロード


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像


3Dモデルの画像(ワイヤーフレーム)

2 メモ

Blenderで2断面の貝層分布図から貝層3Dモデルを作成する方法として、これまで「Bsurfaces機能」を利用してきました。しかし、鋭角に変化するような断面の場合では対応すべき点がずれるので、不正確な3Dモデルが生成されることが判明しました。主要対応点の始点からの頂点数を一致させて「辺ループのブリッジ」で作成すると、正確な貝層3Dモデル生成が可能であることに気が付きました。


2断面から貝層3Dモデルを作成する場合の事前準備

「Bsurfaces機能」では始点から等間隔に頂点を設定するので、鋭角に変化する貝層では不正確になります。鋭角に変化しない場合は「Bsurfaces機能」でも「辺ループのブリッジ」でも3Dモデル仕上がりはほとんど同じになります。

参考情報 アドオン「Bsurfaces」はBlenderバージョン4.4ではバグで動きません。


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