2025年5月1日木曜日

2025年4月ブログ活動のふりかえり

 A look back at blogging activities in April 2025


I looked back on my activities in April 2025 for the blog "Walking the Hanami River Basin."

Continuing from March, I focused on examining the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound. The number of monthly blog posts was the lowest ever, but the deepening of 3D distribution analysis was remarkable.

ブログ「花見川流域を歩く」の2025年4月活動をふりかえりました。

3月に引き続き、有吉北貝塚北斜面貝層検討に集中しました。月間ブログ記事数は過去最低となりましたが、3D分布分析の深化は著しいものとなりました。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・2025年4月の記事数は10です。

・北斜面貝層検討を深める記事と関連するBlender技術に関する記事がほとんどとなりました。

・4月は3Dモデリング技術と考古学的検討の統合が進んだ月でした。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事4編を書きました。

3 2025年4月活動の特徴

有吉北貝塚北斜面貝層の継続研究:斜面貝層の細区分と遺物(土器・骨・歯など)の3D分布分析に重点を置いた。

3Dモデル技術の活用深化:貝層と遺物の対応関係や密集度分布を3Dモデルで視覚的に検討。

祭場空間の仮説提起:イノシシ顎骨と狩猟道具の接近出土から、宗教・儀礼的空間の存在を推察。

Blender活用技術の進展:点群処理、geometry nodes、アドオン自作など技術面での試行と成果が顕著。

デジタル考古学の実践的応用:多数遺物の分布モデル作成を通じ、考古資料の可視化・分析手法を深化。

なお、web検索やChatGPTによる情報収集で考古遺物の3D空間分布とその分析事例の調査を繰り返し、参考になりそうな海外事例をいくつか収集しました。日本の事例は見つかりませんでした。存在していても、web空間には無いのだと思います。ChatGPTが日本の事例として紹介してきたものが、この花見川流域を歩くブログの過去記事だったので、笑っちゃいました。

4 2025年5月活動の展望

引き続き北斜面貝層検討を深める活動を進めることにします。3D分布分析技術をなんとか「モノにする」ことを目指します。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2025年4月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2025年4月記事


2025年4月 Sketchfabに投稿した3Dモデル


2025年4月 YouTubeに投稿した動画


2025年4月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像


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