2012年1月14日土曜日

絵遊び

仲東谷津が芦太川に合流する部分が現在の浸食谷の谷頭部分になっています。
この部分の地形について、なぜ崖錐と誤認したのかも含めて、詳細に眺めて、あれやこれやの地形の発達について考えてみたいと思います。

合流部をカシミール3Dで超低空撮影すると、仕様上の限界に近づいたためか、近景画像がどうしても鮮明になりません。
そこで、地形検討の前に、画像から引き出せる情報を増加させることができないか、絵遊びをしてみました。

次の画像が仲東谷津が芦太川に合流する部分の超低空撮影画像です。

仲東谷津の芦太川合流部
カシミール3D+5mメッシュによる
撮影対地高度141m

撮影ポイント

上記撮影画像ではぼんやりしていますので、この画像をフォトショップのフィルター機能を使い画像変換して遊んでみました。

ドライブラシによる画像変換
ドライブラシを使うと、台地近くの地形レリーフが鮮明になります。

水彩画による画像変換
水彩画による変換では谷底の微地形が明瞭になりました。

ラップによる画像変換
ラップによる変換では透明ラップを地形にかけたような画像になります。
仲東谷津の水流が芦太川の水流の合流するラインは影に隠れて、半分見えないのですが、この画像では明瞭にわかります。

この他エッジのポスタリゼーション、フレスコ、塗料などのフィルターによる画像変換も地形を理解するのに効果的でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿