2016年3月2日水曜日

千葉県39市町の小字データベース作成

小字地名データベース作成活用プロジェクト 45

2015.11.10記事「千葉県北部34市町の小字データベース作成」で千葉県域の約50%の小字データベース作成を報告しましたが、その後大どころの市原市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市、富津市の5市を加え千葉県39市町の小字データベース作成にたどり着きましたので報告します。

データベースの原本はFile Makerファイルとして作成しています。

データベースの項目は次の通りです。
・小字
・小字よみ
・大字
・大字よみ
・市町村
・市町村よみ
・区
・区よみ
・所在地表記
・備考(旧市町村等)

千葉県39市町の小字総数は68289になります。

千葉県小字データベース作成市町村(2016.03.02)

市原市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市、富津市は上総国の主要部であり、古墳時代がその最盛期であり、下総地域より歴史が古い土地です。したがって、小字にもその古い時代に由来するものが数多くみられるようです。電子化作業中にそのような印象を持ち、多くの興味ある地名をメモしました。

さて、データベース化作業にも習熟して作業効率も高まってきていて、一方これからデータベース化する範囲も狭まり、3月中には千葉県全域のデータベース化が出来そうな見通しを持てるようになりました。

そこで、データベース化作業に専念することにして、ここまでに作成したデータベースの試用検討は行わないことにします。

データベースが完成してから、各種統計を取ってみたり、あるいはどのような問題意識をこのデータベースに投影して情報を引き出すことができるか検討し、その使い勝手をいろいろと試してみたいと考えています。

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