2021年10月12日火曜日

スロベニア切手 旧石器時代のフルート

 いかにも考古学切手っぽい考古学切手を入手しましたので紹介します。


スロベニア切手 2007 旧石器時代のフルート

Wikipedia「古代の音楽」では次のように紹介されている「旧石器時代のフルート」を図案にした切手小形シートです。

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世界最古の笛

もっとも古い笛と考えられているものは、1995年、スロベニア芸術科学アカデミーのスロベニア人古生物学者イヴァン・テュルクによってスロベニアのDivje Babe1号窟で発見されたもので「ネアンデルタール人の笛」として議論されている。これは43000年前の中期旧石器時代までさかのぼると考えられている。これは中空になった子供のアナグマの大腿骨であり、いくつかの穴があいていた。これが純粋に楽器なのかそれとも肉食動物が噛んでできた単なる骨なのか現在も議論が続いている。

Wikipedia「古代の音楽」から引用

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ネアンデルタール人がフルートという楽器を発明してそれにより音楽を楽しんでいたのか?webではただの骨説が優勢になっているような印象を受けます。


2 件のコメント:

  1. 突然のコメント失礼いたします。こちらは福岡市史編集委員会事務局と申します。
    さっそくですが、当方では現在福岡市史の編纂事業を行っており、その一環としてこのたび旧石器・縄文時代に関する書籍を編集中です。
    その中で、かつて旧石器時代の人々が楽器を奏でていたというコラムを掲載する予定なのですが、そこでこちらでも紹介されている旧石器時代のフルート(とされるもの)についても触れる予定です。
    たまたまこちらのブログ記事を拝見して、このような切手の存在があることを知り、もし差し支えなければご紹介されている切手の画像をぜひ本書に掲載させていただきたく、コメントいたしました。
    もしご検討いただけるようでしたら、改めて本書の企画書等とあわせて依頼文を送らせていただきたく、お忙しいところ恐縮ですが、一度ご連絡いただけますと幸いです。
    突然のコメント、失礼いたしました。
    ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
    shishi.EPB@city.fukuoka.lg.jp
    福岡市史編集委員会事務局(担当:加峰)

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    1. 福岡市史編集委員会事務局 様

      ブログを見ていただき、考古学切手に興味をもっていただき、ありがとうございます。
      2021.10.12記事「スロベニア切手 旧石器時代のフルート」に掲載した切手画像はブログ用の簡易画像です。より高精細な画像を作成してお届けできます。
      別に、今年ドイツから発行された考古学切手にマンモス牙製ヴィーナス像などと一緒に鳥骨製笛3点がデザインされています。この切手も参考になると思いますので、これも精細画像をお届けできます。
      2025.07.20記事「ドイツ考古学切手 国家的考古学的出土品」
      https://hanamigawa2011.blogspot.com/2025/07/blog-post_20.html
      これ以外にも旧石器時代楽器がデザインされた考古学切手が手元にあるか、調べてみます。

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