2024年6月22日土曜日

有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別遺物数と標高分布3Dモデル

 Ariyoshikita Shell Mound North Slope Shell Layer

3D model of number of artifacts by grid and distribution by altitude


A 3D model of number of artifacts by grid and distribution by altitude was created in the shell layer on the north slope of Ariyoshikita Shell Mound. The general distribution of approximately 64,000 artifacts has been revealed for the first time in 3D space. It feels like the main artifact dumping sites are emerging and visible.


有吉北貝塚北斜面貝層におけるグリッド別遺物数と標高分布3Dモデルを作成しました。約64000遺物の概略分布が3D空間の中ではじめて明らかになりました。主な遺物投棄場所が浮かび上がって見えているように感じます。

1 有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別遺物数と標高分布3Dモデル

有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別遺物数と標高分布3Dモデル

グリッドに配置されたCUBEの上面が遺物出土最高標高を、下面が最低標高を示します。

グリッドに配置されたCUBEの色が出土遺物数分級を示します。

赤…分級1 遺物出土数1000~

黄…分級2 遺物出土数500~999

青…分級3 遺物出土数100~499

灰…分級4 遺物出土数2~99


3Dモデルの画像


3Dモデルの画像(オルソ投影、上から)


3Dモデルの動画

2 メモ

CUBE集合の姿が北斜面貝層3D概形にほぼ該当します。

赤CUBEは遺物出土数が特段に多いグリッドであり、この赤CUBE分布から主な遺物投棄場所と投棄パターンを推察できます。詳しい検討は追ってじっくりすることにしますが、直観的には次の主な遺物投棄場所と投棄パターンをメモすることができます。


メモ 主な遺物投棄場所と投棄パターン



0 件のコメント:

コメントを投稿