2024年6月20日木曜日

有吉北貝塚北斜面貝層 遺物のグリッド別標高分布3Dモデル(試作)

 Ariyoshikita Shell Mound North Slope Shell Layer: 3D model of the grid-based elevation distribution of artifacts (prototype)


I have created a prototype 3D model of the grid-based elevation distribution of artifacts in the Ariyoshikita Shell Mound North Slope Shell Layer. This 3D model shows the general shape of the 3D distribution of artifacts, i.e., the general shape of the north slope shell layer.


有吉北貝塚北斜面貝層における遺物のグリッド別標高分布3Dモデルを試作しました。この3Dモデルで、遺物3D分布の概形すなわち、北斜面貝層の概形がわかります。

1 有吉北貝塚北斜面貝層 遺物のグリッド別標高分布3Dモデル(試作)

有吉北貝塚北斜面貝層 遺物のグリッド別標高分布3Dモデル(試作)


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 メモ

有吉北貝塚北斜面貝層の遺物台帳素入力(遺物件数約64000)が完了しましたので、試しにグリッド別に遺物標高分布を表現してみました。グリッドから出土する遺物の最高標高と最低標高を表現したグラフです。

このグラフから遺物3D分布の概形を知ることができます。この3D分布概形は北斜面貝層そのものの3D概形でもあります。半年か1年後にはグリッド別ではなく、約64000遺物別に3D分布がわかりますので、その時にはこのグラフは役目を終えます。

なお、この3Dモデルを作成してみると、遺物台帳原票由来の異常値がみつかりました。転記ミスではない遺物台帳そのものに内在する問題が幾つかあるようです。今後この問題を解決することに取り組みます。


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