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2024年10月21日月曜日

家形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

 3D model of observation record of house-shaped haniwa (Tonomura site, Iida City)


I created a 3D model of the observation record of the house-shaped haniwa (Tonomura site, Iida City) on display at the Iida City Archaeological Museum. It is an item that shows people that a chief-level deceased person will live in a fine house in the afterlife. This house-shaped haniwa was excavated from a pit together with a boat-shaped haniwa.


飯田市考古博物館に展示されている家形埴輪(飯田市殿村遺跡)の観察記録3Dモデルをつくりました。首長級の死者があの世で立派な家に住むことを人々に示すアイテムです。この家形埴輪は竪穴から船形埴輪と一緒に出土しました。

1 家形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

家形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

古墳時代後期

撮影場所:飯田市考古博物館

撮影月日:2024.10.03


展示の様子

3DF Zephyr v7.531 processing 125 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 メモ

この家形埴輪は船形埴輪と一緒に竪穴から出土しています。


家形埴輪と一緒に出土した船形埴輪

2024.10.09記事「船形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

発掘調査報告書にはこの竪穴が葬送儀礼に関係する施設であった可能性ものべらていますが、別の箇所で、近くに埴輪生産施設があった可能性にも触れています。

家形埴輪は当時の他界観にもとづく「天鳥船(あまのとりふね)信仰」のアイテムの一つで、死者があの世で立派な家で暮らすことを表現していると考えます。

この家形埴輪は出土部分とそうでない部分が区別しやすくなっているので、観察しやすい資料です。


2024年10月9日水曜日

船形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

 Boat-shaped Haniwa (Tonomura Site, Iida City) Observation Record 3D Model


Unexpectedly, I came across a boat-shaped Haniwa with a person on it, and created a 3D model. It depicts the core of the "Amanotori-fune faith," in which the souls of the dead travel to the other world on a boat lured by a bird. However, the bird does not appear.


予期しない状況で、人物が乗った船形埴輪に出会い、3Dモデルを作成しました。「天鳥船(あまのとりふね)信仰」の核心である、「死者の魂が鳥に誘われた船に乗って他界へ赴く」様子が表現されています。ただ、鳥は登場していません。

1 船形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

船形埴輪(飯田市殿村遺跡)観察記録3Dモデル

古墳時代後期

撮影場所:飯田市考古博物館

撮影月日:2024.10.03


展示の様子

3DF Zephyr v7.531 processing 170 images


3Dモデル画像


3Dモデル動画

2 メモ

2-1 船形埴輪との出会い

千葉市人形塚古墳学習に関連して、古墳と埴輪に興味を深めています。

古墳における埴輪は当時の他界観を表現していて、その他界観に基づく信仰を和田晴吾著「古墳と埴輪」(2024、岩波新書)では「天鳥船(あまのとりふね)信仰」と名付けています。その核心は「死者の魂は鳥に誘われた船に乗って他界へ赴く」ものと説明されています。

このような興味を深めている時、飯田市考古博物館で予期しない状況でこの船形埴輪展示に出会いました。

死者が船に乗り、他界を赴く様子を象形している埴輪であることは間違いありません。

展示説明にも同じ趣旨の説明があります。


展示説明

幸いなことに、この展示はガラス面にさえぎられることなく、また広い範囲から撮影できる状況にあることから欠落のない3Dモデルを作成できました。

2-2 発掘調査報告書の説明

発掘調査報告書「殿村遺跡 大荒神の塚古墳」(2003.3 長野県飯田市教育委員会)を全国遺跡報告総覧からダウンロードして読みました。

自分の思い込みに反して、この埴輪は古墳から出土したものではなく、古墳時代前期の竪穴(規模4.2×4.1、深さ29cm、深面積15.8平方m)から出土したものです。家形埴輪も同時に出土しています。

発掘調査報告書では竪穴の性格について6つの選択肢を提起して検討し、最終的にこの竪穴が葬送儀礼と関係する施設であったと考えています。葬送活動そのものは近くの場所で行われとしています。

埴輪は古墳出土物か、埴輪生産地からの出土物と考えていた自分の知識の狭さを、強制的に意識させられました。

同時に発掘調査報告書の別箇所では近くに埴輪窯があった可能性(証拠はない)にも触れていて、報告書を書いた人によって別の見解も述べられています。

2-3 船形埴輪の特徴

・大きさは全長77.3cm、最大幅24.8cm、舳先の基部で推定幅13.5cm、艫で幅17.3cmを測る。(発掘調査報告書から引用)

・人物が褌姿で、大きな口をあいている(大声を出している)様子が、自分が勝手にイメージしていた、盛装した高貴な人物像と違います。しかし、頭にミズラはついています。

・左舷外側に×印のような線刻文があり、発掘調査報告書では葬送に関する象徴的図柄と考えています。

・発掘調査報告書では、飾り立てられた「王の船」とは印象を異にするが、蓋(きぬがさ)とも考えられるかさ状の土製品を伴うことや準構造船であることから、「王の船」としてつくられたものとしています。

2-4 感想

・この埴輪は古墳以外の場所で行われた葬送儀礼で使われたアイテムであったようです。その葬送儀礼は「天鳥船(あまのとりふね)信仰」に基づいて執行されたと考えます。

・この埴輪は埴輪に表現すべき事柄の情報・知識が少ない、土着レベルの職人によって作成されたものと考えます。


2024年10月7日月曜日

石棒(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

 Stone rod (Hirahata site, Iida city) Observation record 3D model


During my study of rituals, I developed a concern about stone rods, so I made a 3D model of the observation record of a stone rod for the first time in a long time. This stone rod was excavated from a pit. It may be related to burial.


儀礼学習の中で石棒に対する自分の問題意識が開発されたので、久しぶりに石棒の観察記録3Dモデルをつくりました。この石棒は土坑から出土しています。埋葬と関係あるのかもしれません。

1 石棒(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

石棒(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

縄文中期後葉

撮影場所:飯田市考古博物館

撮影月日:2024.10.03


展示の様子

3DF Zephyr v7.531 processing 86 images


3Dモデル画像


3Dモデル動画

2 メモ

儀礼学習(2024.10.01記事「祖霊観念と石棒儀礼」)で自分の石棒に対する問題意識が開発されました。というか疑問が深まりました。石棒に関して強い疑問を持てたので、学習はそれなりに進展すると、自分のことながら期待しています。

この石棒について、全国遺跡報告総覧で発掘調査報告書(「平畑遺跡・八幡原遺跡」)をダウンロードして確認しました。

縄文中期後葉の土器が出土する土坑4(南北1.7m×東西2m、深さ67cm)の抗底から打製石器などとともに下部の欠けた石棒が横倒して検出されたことが書かれています。石棒の長さは35cm・最大12cmの大きさで、頭部は綺麗に磨き上げたものであることが書かれています。

もしこの土坑が墓坑であれば、この石棒を所持し、この石棒で儀礼を取り仕切ってきたシャーマンが死亡し、この墓坑に埋葬されたと考えます。死亡したシャーマンがあの世でも石棒を使った儀礼活動を行えるように、この石棒も遺体と一緒に埋納した(あの世にシャーマン魂と一緒に石棒も送った)ということかもしれません。


石棒出土状況

「平畑遺跡・八幡原遺跡」(1988.3 長野県下伊那郡上郷町役場産業課・長野県下伊那郡上郷町教育委員会)から引用

なお、「この土坑の周囲にはピット5個が検出されているが、位置的には土坑4に属するようにみられるが確たることはいえない。」と発掘調査報告書にかかれていて、上記写真にも写っています。もしかしたら、墓坑の建屋(あるいは墓坑を覆う墓標のようなもの)があったのかもしれません。



2024年5月7日火曜日

押型文土器(飯田市石行遺跡)観察記録3Dモデル

 Initial-Jomon pottery decorated with dowel-impressed patterns (Iida City,Ishigyo site) observation record 3D model 


I created a 3D model of Initial-Jomon pottery decorated with dowel-impressed patterns (Iida City,Ishigyo site) exhibited at the Iida City Art Museum.

This pottery from the Initial Jomon period has a pointed bottom. When I looked closely, I noticed that there were two repair holes.


飯田市美術博物館に展示されている押型文土器(飯田市石行遺跡)の観察記録3Dモデルを作成しました。

縄文時代早期の土器で底部が尖っています。よく見ると補修孔が2つ開いています。

1 押型文土器(飯田市石行遺跡)観察記録3Dモデル

押型文土器(飯田市石行遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代早期

撮影場所:飯田市美術博物館美術・自然・文化展示室

撮影月日:2024.03.17


展示の様子

ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 141 images


3Dモデルの画像(オルソ投影)


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 メモ

縄文時代早期土器の3Dモデル作成は過去に数回しかありません。今回の3Dモデルは貴重な体験です。

文様は木の棒を削って凹凸をつくり、その棒を転がして創出したものです。

展示会場では気が付かなかったのですが、3Dモデルを観察すると補修孔が2つ開いています。


補修孔


2024年5月3日金曜日

深鉢型土器(飯田市天伯遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

 Deep bowl-shaped pottery (Iida City,Tenpaku site) observation record 3D model (photographed in March 2024)


I created a 3D model of deep bowl-shaped pottery (Iida City,Tenpaku site) displayed at the Iida City Art Museum.

At the front of the exhibit, three types of spirals are arranged symmetrically and connected with strings. I am deeply inspired by the significance of spirals.


飯田市美術博物館に展示されている深鉢型土器(飯田市天伯遺跡)の観察記録3Dモデルを作成しました。

展示正面は3種の渦巻がシンメトリーに配置され、紐で繋がっています。渦巻の意義について強いインスピレーションを受けます。

1 深鉢型土器(飯田市天伯遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

深鉢型土器(飯田市天伯遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

縄文時代中期

いわゆる「下伊那唐草文土器」

撮影場所:飯田市美術博物館美術・自然・文化展示室

撮影月日:2024.03.17


展示の様子

ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 104 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 メモ

この土器は2019年12月に最初の3Dモデルを作成しています。

縄文中期深鉢形土器(飯田市天伯遺跡) 観察記録3Dモデル

今回作成3Dモデルは2019年版より改良することが出来たと必ずしも言えない状況です。撮影枚数が増えたにもかかわらずです。おそらく土器がショーケースの奥に設置され、撮影場所が正面に限られているという制約条件の大きさがかかわっていると考えます。

4 感想

展示正面の文様は3種の渦巻がシンメトリーに配置され、それらが紐で繋がっているように見えます。渦巻の意義について強いインスピレーションを受ける土器です。美術博物館に展示されていることがふさわしい土器です。

渦巻(とそれから遷移した円・玉)は縄文人の心性と深く関わっていると考えます。妄想を深めれば、現代に伝わる渦巻・玉(=霊)の祖形であると考えます。すなわち、縄文土器渦巻はタマシイです。


3種の渦巻


2024年4月29日月曜日

顔面付釣手土器(飯田市北田遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

 Observation record 3D model of Vessel with handles for suspension and a face (Iida City,Kitada site) (Photographed in February 2024)


I had fun creating a 3D model of Vessel with handles for suspension and a face on display at the Iida City Art Museum. I was able to improve the 3D model I created in 2019.


飯田市美術博物館に展示されている顔面付釣手土器(飯田市北田遺跡)の観察記録3Dモデルを作成して楽しみました。2019年に作成した3Dモデルより改良することができました。

1 顔面付釣手土器(飯田市北田遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

顔面付釣手土器(飯田市北田遺跡)観察記録3Dモデル(2024年3月撮影版)

縄文時代中期

撮影場所:飯田市美術博物館美術・自然・文化展示室

撮影月日:2024.03.17


展示の様子

ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 148 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 メモ

この土器は2019年12月に最初の3Dモデルを作成しています。

縄文中期顔面付釣手土器(飯田市北田遺跡) 観察記録3Dモデル

今回作成3Dモデルは2019年版より改良することができました。

土器頂部にあるカップには香草などを入れて、土器内部に置かれる熾火で熱したものと考えます。熱せられた香草などから匂いや覚醒成分が蒸発し、室内の特別環境形成に役立てたものと想像します。

2024年4月22日月曜日

ガラスケース入り 土偶(飯田市大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

 Clay figurine in a glass case (Iida City,Daimyojinbara site) observation record 3D model


I enjoyed creating a 3D model of a clay figurine in a glass case (Iida City,Daimyojinbaru site) exhibited at the Iida City Archaeological Museum. I also tried to express the glass case in the 3D model.


飯田市考古博物館に展示されているガラスケース入り土偶(飯田市大明神原遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。3Dモデルはガラスケースも表現してみました。

1 ガラスケース入り 土偶(飯田市大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

ガラスケース入り 土偶(飯田市大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

撮影場所:飯田市考古博物館常設展示

撮影月日:2024.03.24


展示の様子

3DF Zephyr v7.517 processing 114 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 5面図


5面図

GigaMesh Software Frameworkで作成

3 感想

土偶製作者が立体的に強調しようとした部位は出っ張った尻と乳房、正中線であると感じました。頭部は後がえぐられていて、顔は確かに立体ですが、お面としてつくられていると感じました。

3Dモデルはガラスケースも表現しました。ガラスケースや土偶添具を削除すると貧相な3Dモデルになってしまいます。


2024年4月20日土曜日

埋甕(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

 Buried jar (Iida City,Hirahata site) observation record 3D model


I enjoyed creating a 3D model of the buried jar (Iida City,Hirahata site) displayed at the Iida City Archaeological Museum. This is a large pottery with a height of 70cm. The photo published in the excavation report, which was excavated in an inverted position, is impressive. Are the subtle differences in the repeating patterns intentional?


飯田市考古博物館に展示されている埋甕(飯田市平畑遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。器高70㎝の大型土器です。逆位で出土した発掘調査報告書掲載写真が印象的です。繰り返し文様の微妙な差異は意図したものでしょうか?

1 埋甕(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

埋甕(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期後葉

高さ:70㎝

撮影場所:飯田市考古博物館常設展示

撮影月日:2024.03.24


展示の様子

3DF Zephyr v7.517 processing 273 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 メモ


実測図

発掘調査報告書※から引用


出土状況

発掘調査報告書※から引用

※ 「平畑遺跡八幡原遺跡 -農村基盤総合整備事業上黒田東部地区に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-」(1988.3、長野県下伊那郡上郷町役場産業課 長野県下伊那郡上郷町教育委員会)

この埋甕は逆位で出土しています。また、2024.04.18記事「台付土器(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル」で紹介した台付土器と同じ竪穴住居覆土から出土しています。

この土器の正面と考えられる面が展示では壁側に位置し、観察することができません。

発掘調査報告書では口縁部に存在していた6個のやや退化傾向の角状突起が発掘運搬作業中に削り取られたとのことです。

発掘調査報告書ではこの土器は諏訪地方の曽利Ⅰ式土器に比定されると記述されています。



2024年4月18日木曜日

台付土器(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

 Pottery with stand (Iida City,Hirahata site) Observation record 3D model


I enjoyed creating a 3D model of pottery with stand (Iida City,Hirahata site) displayed at the Iida City Archaeological Museum. It is valuable as a nearly complete piece of pottery with stand. I understand that pottery with stand is a container for offering offerings to an altar.


飯田市考古博物館に展示されている台付土器(飯田市平畑遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。ほぼ完形の台付土器として貴重なものです。台付土器とは祭壇にお供えモノを捧げる容器であると理解します。

1 台付土器(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

台付土器(飯田市平畑遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期後葉

高さ:20㎝

撮影場所:飯田市考古博物館常設展示

撮影月日:2024.03.24


展示の様子

3DF Zephyr v7.517 processing 118 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる展開


GigaMesh Software Frameworkによる展開

3 実測図


実測図

発掘調査報告書※から引用

※ 「平畑遺跡八幡原遺跡 -農村基盤総合整備事業上黒田東部地区に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-」(1988.3、長野県下伊那郡上郷町役場産業課 長野県下伊那郡上郷町教育委員会)

「ほぼ完形の台付土器として貴重」(飯田市考古博物館ホームページより)です。

4 感想

台付土器とは祭壇にお供えモノを捧げる容器ということだと理解しておきます。



2024年4月15日月曜日

把手付台付土器(飯田市黒田大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

Pottery with handle and stand (Iida City,Kuroda Daimyojinbara site) Observation record 3D model


I created a 3D model of pottery with a handle and stand displayed at the Iida City Archaeological Museum.

The swirl on the handle of this pottery looks like a human face and is very impressive. I enjoyed the 3D game where the swirl plane of the handle was expressed as a red stereoscopic image.


飯田市考古博物館で展示されている把手付台付土器の観察記録3Dモデルを作成しました。

この土器の把手渦巻は人面のように見えて、とてもインパクトがあります。把手渦巻平面を赤色立体画像で表現する3D遊戯を楽しみました。

1 把手付台付土器(飯田市黒田大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

把手付台付土器(飯田市黒田大明神原遺跡)観察記録3Dモデル

縄文中期後半、台は欠損、高さ23.6㎝

撮影場所:飯田市考古博物館常設展示

撮影月日:2024.03.24


展示の様子

一部ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 89 images


3Dモデルの画像


3Dモデルの動画

2 把手渦巻面の赤色立体画像作成

把手渦巻面の赤色立体画像を作成しました。


把手渦巻面の投影


把手渦巻面投影平面画像


把手渦巻面の赤色立体画像

赤色立体画像は赤色立体原理(千葉達朗氏発明)に基づくもので、Photoshopで作成しました。

3 感想

この土器の把手渦巻平面はとてもインパクトがあります。人面のように見えてしまい、その角度が土器が人を見上げる(人をみて何か訴える)ような印象を受けます。

2019年9月25日にこの土器を撮影して3Dモデルを作成したことがあります(https://skfb.ly/oT9LM)が、その時よりは少しだけよい3Dモデルができました。

 

2024年4月11日木曜日

釣手土器(飯田市黒田垣外遺跡)観察記録3Dモデル

 Vessel with handles for suspension (Iida City,Kurodakaito site) Observation record 3D model


I enjoyed creating a 3D model of the vessel with handles for suspension (Iida City,Kurodakaito site) displayed in the lobby of the Iida City Archaeological Museum. After a long time, I was able to create a harmonious 3D model. I had previously failed to create a 3D model of this vessel because the light conditions were too strong.


飯田市考古博物館のロビーに展示されている釣手土器(飯田市黒田垣外遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。久しぶりに円満な3Dモデルができました。外光反射が強く、以前3Dモデル作成に失敗したことがあります。

1 釣手土器(飯田市黒田垣外遺跡)観察記録3Dモデル

釣手土器(飯田市黒田垣外遺跡)観察記録3Dモデル

縄文時代中期

撮影場所:飯田市考古博物館ロビー展示

撮影月日:2024.03.24


展示の様子


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3DF Zephyr v7.517 processing 174 images


3Dモデル画像


3Dモデル動画

2 GigaMesh Software Frameworkによる6面図


GigaMesh Software Frameworkによる6面図

GigaMesh Software Frameworkにより作成した3Dモデルの6面図です。

3 感想

外光がショーケースに反射するロビー展示ですが、180度回りから撮影出来て、円満な3Dモデルを作成することができました。2020年1月にこの釣手土器の3Dモデル作成にチャレンジしたのですが、その時は外光がもっと強く、一部がどうしても結像することが出来ず、結局3Dモデル作成に失敗しました。その失敗経験があるので、今回の円満な3Dモデル作成はとてもうれしい出来事です。