花見川の上ガス(現象)が極端に減少したので、記録しておきます。
台風26号の影響による大和田機場からの120m3/s放流(2013.10.16~19)の後、上ガス現象が目に見えて減少しているように感じていました。(2013.10.20記事「放水後の上ガス」、2013.10.23記事「上ガスの水紋」参照)
昨日(2013.10.27)の観察では放流後特有の水中懸濁物質も無くなり、ほとんど無風で水面の観察が良くできたのですが、上ガスは止まってはいないが、いつもの1/10とか1/20に減少しているという印象を受けました。
本日(2013.10.28)にはいつも水面を見る場所数か所で観察したところ、1つの場所で1つの気泡発生を見たのみでした。気泡は見えないけれど小さな水紋だけ発生するという微細な上ガスは全く見ませんでした。
ほとんど上ガスが止まったという印象を受けます。
上ガスの見られない花見川水面
2013.10.28にようやく見つけた唯一の気泡と水紋
水辺に降りれば、どの場所でも水面全てで気泡が上がり、水紋が拡がっていた状況と大違いです。
なぜ上ガスが極端に減少したのか?
幾つかの理由を列挙しておき、後日さらに検討したいと思います。
上ガスが極端に減少した理由(検討リスト)
1 大和田機場放流により底泥が堆積し、その後微細な懸濁物質が時間をかけて堆積し、地層水の湧出に蓋をしたような環境が生まれたため。
2 2013年10月26日午前2時10分頃の地震(あるいは別の最近の地震)で地下の地層水の水道が変化したため。
3 特定の理由によるものではなく、一般的自然現象のリズムとして上ガスが止まった。(2013年5月から発生した局地上ガス現象の地下資源の枯渇)
4 観察したときたまたま上ガスを見かけなかった。(観察の仕方が不十分であった。)
観察をさらに継続します。
0 件のコメント:
コメントを投稿