2014年8月10日日曜日

「シリーズ 花見川地峡の利用・開発史」の検討方針

シリーズ 花見川地峡の利用・開発史
第1部 縄文弥生時代の交通 その1

1 シリーズの目次
「シリーズ 花見川地峡の利用・開発史」を次の7主要目次で掲載する予定です。

●シリーズ 花見川地峡の利用・開発史 の主要目次
1 縄文弥生時代の交通
2 〔仮説〕律令国家の直線道路、東海道水運支路
3 牧の境界
4 享保・天明・天保の印旛沼堀割普請
5 明治~戦前期の土地利用
6 本土決戦
7 戦後印旛沼開発

2 検討方針
次のような共通検討方針で7主要目次について検討作業を行い、その経過および結果を記事として連載します。

●共通検討方針
1 このブログの関連過去記事を整理確認する。
2 地元博物館等が公表している情報や関連する一般研究論文等を整理確認する。
3 発掘資料・古文書、古地図等の1次資料の情報を収集、分析検討する。その分析検討によりオリジナル情報を生み出す。
4 オリジナル情報(検討の結果初めてわかったこと、気がついたこと、考えたこと)について、地元博物館等の関係者にヒアリングする。

3 記事連載イメージ
3-1 縄文弥生時代の交通
・花見川流域だけでなく、印旛沼流域に範囲を広げて東京湾と印旛沼水系の関係を検討したいと思います。
・遺跡資料(発掘資料)をGIS上にプロットして地形との関連付けを行います。これにより生資料を自分の土俵に引きずり込み、オリジナルな分析をしたいと思います。

3-2 〔仮説〕律令国家の直線道路、東海道水運支路
・仮説の裏付けとなる情報を詳細に取りまとめ、仮説検証の企画書を作成します。

3-3 牧の境界
・検討範囲を小金牧全体に広げます。
・小金牧周辺野絵図をGISにプロットして地形との関連付けを行います。これによって小金牧周辺野絵図を自分の土俵に引きずり込み、牧について分析します。

3-4 享保・天明・天保の印旛沼堀割普請
・続保定記絵図から読み取れる情報をGISにプロットして、天保期普請前の地形復元を行います。

3-5 明治~戦前期の土地利用
・陸軍演習場の機能について把握します。

3-6 本土決戦
・鉄道連隊柏井橋梁脇に存在するトーチカの役割について検討します。

3-7 戦後印旛沼開発
・戦後印旛沼開発の経緯について把握します。

花見川早朝風景
弁天橋より

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