2020年4月4日土曜日

縄文社会消長分析学習のイメージ

縄文社会消長分析学習 1

縄文土器学習の次は縄文社会消長分析学習を行うこととしてきていますが、山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習をする中で縄文社会消長分析学習のイメージのピントがかなり合ってきましたので学習イメージの最初メモを記録します。
なお、しばらくは縄文土器学習(の最後段階取り組み)と縄文社会消長分析学習(の最初段階取り組み)を併行して進めます。

1 縄文社会消長分析学習のイメージ
1-1 山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)学習の寄り道学習としてスタートする
現在ブログ「芋づる式読書のメモ」で山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習をしています。この学習の中で数多くの興味が生まれますが、その中で当該図書から離れて本格的に学習したくなる項目(寄り道学習したくなる項目)が生まれています。その項目(寄り道学習項目)のうち縄文社会消長分析学習に関わる項目について継続して取り組むことにします。
当該図書の学習とは一応切り離して、寄り道学習を目的的学習に位置付けます。
寄り道学習は半年という期限を明確にして行うこととします。
最初の寄り道学習は細石刃文化学習を予定しています。

1-2 寄り道学習を終えてから縄文社会消長分析学習に本格的に取り組む
山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習および寄り道学習の結果に基づいて学習構想を練り、2020年10月から本格学習に取り組むこととします。
現時点では、縄文中期後半から後期前半頃の縄文社会消長の様子を列島規模で詳しく知り、その要因や背景を知りたいと、漠然と考えています。おそらく今後の寄り道学習の中で知識視野が広がるでしょうから、時間的空間的対象を広げるとか、逆に狭めるとか、より的確な学習構想・テーマを持つことができると思います。

1-3 学習関連最新技術を獲得する
旧石器時代~縄文草創期の海岸線が海抜マイナス100m以深であった時期の古地形、早期の縄文海進時の古地形など古地形の復元が当時の自然環境と縄文社会の様子を知るうえで必須であると考えます。そのような考えから、古地形復元とその表現に関わる最新技術を獲得したいと思います。グローバルな(海底を含めた)地形情報入手、古地形復元に関わるGIS技術、復元した古地形の3Dモデル技術などに興味が湧きます。
植物や動物の分布・移動などの情報分析にも興味を持ちたいと思います。

1-4 既獲得技術の効果的活用
縄文土器学習で獲得した3Dモデル技術を土器以外の遺物や遺構の観察・分析・表現に効果的に活用して、学習を加速することとします。

1-5 主要遺跡現場の訪問
縄文社会消長分析学習を進める中で特段に興味が湧く遺跡についてはその現場を訪問して、地形等を確かめるとともに、関連展示館等を訪問して情報収集することにします。遺跡巡礼の旅を趣味活動の重要な活動項目に加えることにします。北海道~沖縄という列島を巡ることは現在の肉体条件では可能だと思います。関連したサハリン・沿海州や韓半島にまで行けるかどうか?

1-6 学習期限
人生残時間の希少性が日に日に増していますので、だらだら学習を避けるために縄文社会消長分析学習の期限を2020年4月~2023年3月の3カ年に設定します。
もしその時まで命があり、かつ学習に必要な肉体的精神的健康が保持され、ボケがあまり進行していなければ、2023年4月以降は奈良平安時代学習を楽しむことを予定します。

列島の縄文時代貝塚分布
奈良文化財研究所提供データをGoogle earth proにプロット



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