趣味活動で検討を行っている時、展開するに足るグッドアイディアが思い浮かぶ時があります。
その時、なぜか自分の体が既に机を離れていて、お茶の用意を始めています。状況によってはお菓子を求めたり、お酒を求めたりします。
ずっと以前の職場で、素晴らしい発想が浮かぶと必ずお茶を飲みに席を立った上司を知っていますから、ある程度一般的な事象だと思います。
このお茶を求める行動は、グッドアイディアが思い浮かび「嬉しくて」その祝福をしているのかもしれないと、私は何十年も考えていました。
しかし、最近それは違うかもしれないと感じるようになりました。
お茶やお菓子を飲んだり食べたりしたからと言ってそのグッドアイディアを忘れてしまうことはありませんが、生き生きした思考の急展開が弱まってしまうことは事実だと思います。
また、お酒を求めたら、確実にグッドアイディアの展開は出来なくなります。
結果としてお茶を求める無意識的な行動は趣味活動展開の自動ブレーキになっているように感じるようになりました。
グッドアイディアが思い浮かんだ瞬間に、自動的にその思考のさらなる急展開を阻止するために、お茶やお菓子に気が向かっているような気がします。
2 眠気
思い浮かんだグッドアイディアをデータで展開して結果として定着させるべくパソコン作業を始めると、途端に眠気が襲います。
大抵は昨晩の睡眠時間が少なかったからだと考えて、眠気を払う動作などを繰り返したりして、今晩は睡眠時間を沢山とろうなどと反省しながら、睡魔と闘います。
しかし、良く考えて見ると、前夜の睡眠時間が多少少なくても、グッドアイディアがなくだらだらと定型的作業・思考を繰り返している時は不思議と眠気が襲うことはありません。
3 考察
お茶といい、眠気といい、趣味活動が佳境に入ろうとすると、自分自身が邪魔しているように感じます。
恐らく会社や組織の仕事など一定の強制力が働く環境では存在しないか顕著ではないけれど、趣味活動だから特に顕著に見られる現象なのだと思います。
100%自由自主の趣味活動ですから、人の心理特性が活動にもろに投影されてしまっているように感じます。
花見川風景
0 件のコメント:
コメントを投稿