2019年6月3日月曜日

上ノ山式併行の土器 雷下遺跡(5)地点出土

縄文土器学習 144

市立市川考古博物館展示雷下遺跡出土土器の観察をしています。

1 上ノ山式併行の土器の観察

上ノ山式併行の土器 雷下遺跡(5)地点出土

上ノ山式併行の土器上部拡大 雷下遺跡(5)地点出土

上ノ山式併行の土器中部拡大 雷下遺跡(5)地点出土

上ノ山式併行の土器下部拡大 雷下遺跡(5)地点出土

2 雷下遺跡(5)地点土器展示の様子

雷下遺跡(5)地点土器展示ショーケース

展示土器片
茅山上層式土器、粕畑式土器

展示土器片
茅山上層式土器、粕畑式土器、関東地方北西部の土器、常世2式土器、上ノ山式併行の土器

展示土器片
常世2式土器、上ノ山式併行の土器、入海1式併行の土器

展示土器片
入海1式併行の土器

●雷下遺跡土器説明
「雷下遺跡からは、早期後半の土器が網羅的に出土していますが、その中心は茅山上層式とその直後の二形式(上ノ山式や入海1式に併行)になります。この時期には、東海地方の土器形式の影響が強まり、撚った糸を棒に巻いて押し付けた絡条体圧痕文を施した地元の土器も多くなります。打越式・神之木台式・下吉井式などの早期終末の土器形式のほか、外面に縄文、内面に条痕を施した土器も出土します。」(パネルから引用)


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