2020年12月23日水曜日

縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚) 観察記録3Dモデル

 縄文土器学習 515

千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」で展示された縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚)の3Dモデルを作成して観察しました。

1 縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚) 観察記録3Dモデル

縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚) 観察記録3Dモデル

撮影場所:千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」 

撮影月日:2020.12.09 

ガラス面越し撮影 

3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.016 processing 36 images


展示の様子


展示の様子


3Dモデルの動画

2 メモ

・全体の姿はカタツムリのような印象を受けますが、カタツムリのリアルな描写は無いようです。

・先端部分は2つ(2匹)のモノ(虫)が交接している様子を表現していると想像します。

・持ち手に入組文が刻まれています。

・容器部分には3つの穴が開いていて空気補給口かもしれません。

・結婚式などの集落繁栄(増殖)関連祭祀において、灯火をとる道具だったのかもしれません。


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