縄文土器学習 515
千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」で展示された縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚)の3Dモデルを作成して観察しました。
1 縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚) 観察記録3Dモデル
縄文晩期手燭形土製品(市原市能満上小貝塚) 観察記録3Dモデル撮影場所:千葉県立中央博物館令和2年度企画展「ちばの縄文」
撮影月日:2020.12.09
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.016 processing 36 images
展示の様子
展示の様子
3Dモデルの動画
2 メモ
・全体の姿はカタツムリのような印象を受けますが、カタツムリのリアルな描写は無いようです。
・先端部分は2つ(2匹)のモノ(虫)が交接している様子を表現していると想像します。
・持ち手に入組文が刻まれています。
・容器部分には3つの穴が開いていて空気補給口かもしれません。
・結婚式などの集落繁栄(増殖)関連祭祀において、灯火をとる道具だったのかもしれません。
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