縄文土器学習 586
この記事では加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE…」で展示された加曽利EⅡ式土器(No.66)を3Dモデルで観察します。この土器は連弧文土器です。
1 加曽利EⅡ式深鉢(No.66)(我孫子市西大久保遺跡) 観察記録3Dモデル
加曽利EⅡ式深鉢(No.66)(我孫子市西大久保遺跡) 観察記録3Dモデル撮影場所:加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」
撮影月日:2021.02.09
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.019 processing 37 images
展示の様子
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる展開
GigaMesh Software Frameworkによる展開
3 メモ
・2本一組の沈線で胴部が上下段に区分され、上段には2本一組沈線による1つの連弧文が、下段には2本一組の沈線による垂下文が描かれています。
・口唇部には2列の刺突文が巡ります。
・器形はよくみると口唇部付近でわずかな丸みをもちます。
・埼玉編年(1982)におけるⅫb期3群土器B類に該当すると考えられます。
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