縄文土器学習 607
この記事では今年2月まで開催された加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE…」で展示された加曽利EⅢ式土器(No.49)を3Dモデルで観察します。
1 加曽利EⅢ式深鉢(No.49)(柏市小山台遺跡) 観察記録3Dモデル
加曽利EⅢ式深鉢(No.49)(柏市小山台遺跡) 観察記録3Dモデル撮影場所:加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」
撮影月日:2021.02.09
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.019 processing 51 images
展示の様子
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる展開
GigaMesh Software Frameworkによる展開
3 観察メモ
沈線をなぞってみると文様が良くわかるようになります。
沈線をなぞる
胴部の括れている部分で文様が二分されます。上部には2つの渦巻文がつながった大きな文様が2つ見え、おそらく波状頂部の間に対応して別に2つ存在していると推測します。二つの大きな渦巻文の意味はS字状文一般と同じ意味であると考えます。
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