2019年8月22日木曜日

白井市出土縄文土器4点の展示風景3Dモデル作成

縄文土器学習 242

白井市郷土資料館に白井市出土縄文土器4点が展示されていますので、その展示風景3Dモデルを作成しました。

白井市出土縄文土器4点 展示風景3Dモデル
撮影場所:白井市郷土資料館
撮影月日:2019.08.20
ガラス面越し撮影
後左:深鉢(中期後半)、神々廻宮前遺跡014号住
後右:深鉢(後期前半)、向台Ⅱ遺跡001号土坑
前左:深鉢(前期末葉)、河原子台遺跡遺構外
前右:注口土器(後期前半)、海老内台(平塚)出土
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.506 processing 34 images

白井市出土縄文土器4点 展示風景
後左深鉢(中期後半)は住居の炉に寝かせた土器を用いた斜位土器埋設炉として出土したものです。

斜位埋設炉の状況
「白井のあゆみ」から引用

「白井のあゆみ」を読むと、白井市の縄文時代の様子は・・・であったと多色刷りで判りやすく記述されています。
元来縄文時代遺跡・遺構・遺物の様子と現代行政区域とはまったく無関係です。しかし初心者が学習を始めるにあたって行政区域別視点が興味や知識を結び合わせるトリガーとして利用できることに最近気が付きました。自治体ごとに縄文時代に関して着目している点(自治体として興味を持っている点)が微妙に異なり、それを比較し楽しみながら学習すれば、自分の知識や興味の組織化を豊かなものにできるような感覚を持っています。

白井市郷土資料館では写真撮影は出来ませんが、その場で許可をもらい撮影しました。また許可書類には「snsで情報発信しない」というチェック欄がありましたので、チェックはしないで提出しました。

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