縄文土器学習 246
鎌ヶ谷市郷土資料館を訪問し展示されている縄文土器を観察し、3Dモデル作成用撮影をさせていただきました。
展示縄文土器 全て中沢貝塚出土土器
把手の細密な造形を施したものがあるなど、興味が深まります。
展示縄文土器
後左深鉢は加曽利EⅡ~Ⅲ式土器(大堀込遺跡)でその様子がいつもみかける典型的加曽利EⅡ式土器やEⅢ式土器とかなり違い、興味が湧きます。
その隣の大きな3つの把手のついた深鉢は阿玉台Ⅳ式(根郷貝塚)で把手が異常に大きく感じます。
さらに隣の浅鉢はアワビを模したような形状や穴2点が観察されます。
これらの3Dモデルを作成してより緻密に観察できそうですから楽しみです。
展示縄文土器
異形台付土器や注口土器、あるは土偶など祭祀系土器・土製品が満載です。手前の人面は土器内側に存在し、同じ土器で人面が対向していたのではないかと説明されています。珍品趣味心が大いに刺激されます。
鎌ヶ谷市は縄文遺跡・遺構・遺物に関する資料(市史やその資料編)も充実していて、今後3Dモデルをつかった学習のしがいが大いにあると予感しました。
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