2019年8月18日日曜日

加曽利EⅡ式把手付鉢の観察記録3Dモデル作成

縄文土器学習 236

流山市立博物館企画展「流山のお宝新発見-さわってみよう、見てみよう-最新発掘情報展」(2019.07.13~09.16)で展示され、おさわり自由な大型土器加曽利EⅡ式把手付鉢(小谷貝塚)の観察記録3Dモデルを作成しました。

加曽利EⅡ式把手付鉢 小谷貝塚 観察記録3Dモデル
撮影場所:流山市立博物館企画展「流山のお宝新発見」
撮影月日:2019.08.14
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.506 processing 26 images

展示風景

ガラス面越し撮影ではなく、かつ特段に暗い場所ではないため観察記録3Dモデルの質が高まりました。さらに手を触れて観察できたこともあり形状詳細面に自分の意識が集中していきます。
この3Dモデル観察から次の3点について特に強い興味を持ちましたので、それぞれ別記事で検討します。

1 片口の利用方法
加曽利E式土器では珍しく片口が付いています。その利用方法に興味が及びます。

2 杖のような模様
磨り消し部に杖のような沈線模様があります。その模様からインスピレーションが湧きます。

3 把手の形状
説明資料に把手復元イメージが描かれています。そのイメージに違和感が生れます。

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