縄文土器学習 517
加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」に展示されている中期土器のうち中峠5次2住型深鉢(松戸市中峠遺跡)を3Dモデルで観察します。
1 中峠5次2住型深鉢(松戸市中峠遺跡) 観察記録3Dモデル
中峠5次2住型深鉢(松戸市中峠遺跡) 観察記録3Dモデル展示説明:口縁部が肥厚し外反、口辺部に特徴的な隆線、器面全体と隆線上に縄文
撮影場所:加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」
撮影月日:2021.01.06
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.016 processing 59 images
展示の様子
展示の様子
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる展開写真
GigaMesh Software Frameworkによる展開写真
3 観察メモ
逆S字状隆帯をシゲシゲと観察して浮かぶ印象は上流から流れてきて、目の前の土地を流れ、下流に去っていく川の様子です。
逆S字状隆帯から浮かぶ印象
このような印象が後日どれだけ役立つかは不明ですが、一人ブレーンストーミングをしている過程のメモとして記録しておく価値はあると思います。
この逆S字状隆帯は中峠0地点型深鉢(松戸市中峠遺跡)の口縁部で緩やかにカーブする「コの字状文」に該当する文様(縄文人が同じ意味を込めて形成した文様)であると想像します。
2021.01.04記事「中峠0地点型深鉢(松戸市中峠遺跡) 観察記録3Dモデル」参照
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