縄文土器学習 532
有吉北貝塚学習に関連して中峠式土器を学習してます。この記事では中峠6次1住型深鉢(松戸市紙敷遺跡)を3Dモデルで観察します。
1 中峠6次1住型深鉢(松戸市紙敷遺跡) 観察記録3Dモデル
中峠6次1住型深鉢(松戸市紙敷遺跡) 観察記録3Dモデル撮影場所:加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE -加曽利E式土器 北西部地域編-」
撮影月日:2021.01.06
ガラス面越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v5.016 processing 57 images
展示の様子
展示の様子
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる展開
GigaMesh Software Frameworkによる展開 テクスチャ
GigaMesh Software Frameworkによる展開 ソリッド
GigaMesh Software Frameworkによる展開 分析用加工
3 観察メモ
頸部に隆線による唐草文が土器を周回するように配置されています。隆線は沈線で縦断的に2分されています。隆線唐草文の施文後に残り器面に垂直方向に太い沈線が丁寧に密生させて1本1本刻まれています。
これまで唐草文はつる植物を密生垂直方向沈線は雲(雨)を表現していると空想してきています。口縁部を周回する連続コの字状文は水の流れ(河川)表現が記号化したものと空想してきています。
文様の様子
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