八千代市立郷土博物館で開催中の「らくがく縄文館-縄文土器のマナビを楽しむ-」で展示されている「鳥頭形突起付土器(加曽利EⅣ式)印西市馬込遺跡」の未調整素3Dモデルの動画です。
鳥頭形突起付土器の未調整素3Dモデル動画
狭いショーケース(3面ガラス、1面鏡)の隅という条件のもとで100枚以上の写真を撮影してできた最初の素モデルで、これから対象物を切り抜き調整して観察記録3Dモデルを作成します。
展示の様子
八千代市立郷土博物館で開催中の「らくがく縄文館-縄文土器のマナビを楽しむ-」で展示されている「鳥頭形突起付土器(加曽利EⅣ式)印西市馬込遺跡」の未調整素3Dモデルの動画です。
狭いショーケース(3面ガラス、1面鏡)の隅という条件のもとで100枚以上の写真を撮影してできた最初の素モデルで、これから対象物を切り抜き調整して観察記録3Dモデルを作成します。
八千代市立郷土博物館で開催されている「らくがく縄文館-縄文土器のマナビを楽しむ-」(主催:公益財団法人千葉県教育振興財団)を観覧してきました。
1 らくがく縄文館の趣旨
らくがく縄文館はいただいたパンフレット等によると次のような趣旨で開催されている事業です。
「研究者や芸術家をはじめ、多くの人々を魅了し続ける「縄文土器」。その研究テーマは、土器型式や地域性、文化、製作技法などの考古学に関わるものから、芸術的観点からみた造形美など、きわめて多岐にわたり、数多の「マナビ」を秘めています。令和3年度の出土遺物公開事業では、“えりすぐり”の縄文土器を県内外から集結させ、一挙大公開します。「らくがく縄文館」で縄文土器が秘めた「マナビ」に楽しみながら触れてみてください。」
千葉県出土縄文土器の優品を一挙に公開して縄文土器に興味を持つ市民に楽しんでもらう、学習してもらうという趣旨です。
2 展示の様子
次の5つの章に分かれて300の縄文土器が展示されています。説明パネルも大変充実しています。
第1章 縄文土器の美妙
第2章 縄文土器のライフサイクル
第3章 土器型式と標式遺跡
第4章 土器型式の移り変わり
第5章 土器型式から見る地域性と文化の広がり
3 最初に興味をもった土器
最近の自分は縄文土器そのものだけでなく「縄文時代と鳥との関係」とか「土偶」とかについても興味があります。そうした興味から、まず探したのが鳥関連土器です。ありました「鳥頭形突起付土器」。土器に鳥が付いた様子は初めてみるので感激です。
鳥頭形突起も4つ展示されています。
土偶そのものの展示はありませんが、縄文後晩期土器の顔面貼付文は興味が深まります。
勝坂式土器もいままで見たことがないものばかりで興味が深まります。
異形台付土器も初めて見る器形のものがあり視線が釘付けになります。
興味のあるものについて3Dモデル作成用撮影をしていたら4:30閉館のメロディーが流れました。
4 配布資料
パンフレット2点、展示物リスト、しおりをいただきました。パンフレットは1冊の内容充実図書です。お土産(しおり)付きとはうれしいかぎりです。
5 感想
らくがく縄文館はまるで自分の興味の対象を知っている人が、それに合わせて展示したような錯覚をおぼえる大変うれしい展示です。主催者の公益財団法人千葉県教育振興財団と八千代市立郷土博物館に感謝感謝です。
八千代市立郷土博物館における開催期間は10月16日~12月5日ですからまだ1ヵ月半あります。八千代市立郷土博物館は車で自宅から10分の至近距離にある博物館です。またとないラッキーチャンス到来です。多数回訪問して興味のある土器について観察を楽しみ、できるだけ多数について観察記録3Dモデルをつくりたいと思います。
縄文土器学習 600
八千代市立郷土博物館で現在開催中の企画展「印旛沼南西岸の縄文文化~やちよの縄文~」を観覧してきました。開催期間(2021.04.24~06.13)。
八千代市の縄文遺跡から出土した遺物が八千代市所蔵分の外、船橋市所蔵分及び千葉県所蔵分を含めて展示されています。特に千葉県森宮分室から運ばれてきたものに興味を引くものが多く、普段の常設展とは異なる企画展ならではの充実さが感じられます。
展示は早期から晩期・弥生までの時代の流れに沿って並んでいます。その中で八千代市域における縄文社会の盛衰について説明しています。
撮影できる資料(八千代市所蔵分)で興味深いものについて3Dモデル作成用の撮影を行いました。
以前ぜひとも見たいと渇望したことのあるイノシシ形土製品も展示されていて、ラッキーでした。小さいものですから望遠で拡大して3Dモデル用撮影をしましたが、手振れの影響がどれだけあるのか気になります。これから作成する3Dモデルの出来が気になります。
参考 ブログ「芋づる式読書のメモ」2018.04.02記事「上谷遺跡動物形土製品」
配布されている展示物リストをみると109点の遺物と植物標本8点が展示されています。今回は企画展展示の全貌をみて幾つかの3Dモデル作成用撮影を行いましたが、十分に観察しきれないのでまた改めて訪問することにします。なお、八千代市立郷土博物館は自宅から最も近い距離にある縄文遺物展示施設ですから気軽に訪問することができます。
観覧の最後に常設展で展示されている平安時代人面刻書土器の3Dモデル用撮影を行いました。この人面刻書土器は以前から強く興味を持っているものです。3Dモデル用撮影という視点から言えば、この土器の光線環境は劣悪ですから最低限の3Dモデルが出来るかどうか、不安と楽しみが混ざります。
参考 2015.09.20記事「ヘラ書き土器の意味」